こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ “楽しい”は上達して深くなる。
以前も書きましたが、子どもたちは、
それぞれ違ったスクールに通う目的があると思います。
だから僕は、「勝ち負けだけが全てだ」とは思っていません。
ただ、“楽しい”を本当に深く味わうには、やはり技術が必要だと感じています。
もし「ただ楽しいだけ」が目的なら、公園で自由に遊ぶ方がいいはずです。
スクールは楽しみながら、“より楽しくなっていくために学ぶ場所”だと考えています。
1. 「楽しい」は努力の結果として濃くなる
ドリブルが思い通りに運べた、パススピードが上がった、シュートが芯でとらえられた、
できることが増えるほど、同じ遊びでも“面白さの解像度”が上がると感じています。
だからこそスクールでは、目の前の小さな技術を積み上げる時間を大切にしています。
できた瞬間に広がる笑顔は、偶然ではなく、積み重ねのごほうびだと思います。
2. 「別に勝てなくてもいい」の奥にある気持ち
以前「別に勝てなくてもいい」と言っていた子の言葉の裏には、
悔しさから自分を守る気持ちが隠れていたと思います。
放棄や逃避に向かいそうな時こそ、
僕は“できるようになる過程の面白さ”に引き戻したいと感じています。
勝つことが全てではないけれど、「できた」「届いた」
「交わせた」という達成の積み重ねは、子どもを前向きにしてくれると信じています。
3. 公園とスクールの境界線は“学び”にある
公園では“自由に楽しむ”ことが中心で、それはとても大切です。
一方でスクールは、“楽しさを深くするために学ぶ場”だと考えています。
うまくいかなかった時の気持ちを受け止め、小さな修正を一緒に見つけ、
次の一歩に変える。
仲間の励ましや競い合いも、学びを前に進める力になります。
技術がつくほど、同じ遊びがもっと面白くなるその循環を作りたいと思っています。
僕はこれからも、子どもたちが“楽しくなっていくための技術”を
身につけられるように関わっていきたいです。
そして、勝ち負けに縛られすぎず、
それでも「できた!」の喜びを積み重ねられる場でありたいと思っています。