皆様、こんにちは。
名古屋オーシャンズフットサルスクール、 刈谷校担当の湯澤コーチです。
今回は、私達が教えている『フットサル』についてです。
突然ですが、フットサルの名称の語源をご存知でしょうか?
フットサルは、 スペイン語でサッカーを表すfútbolとインドアを表すsal ón と言う言葉の造語であるfútbol de salón (フットボール デ サロン)が短縮され、フットサロ→フットサルと変化し、 定着しました。
サッカーと同じで、 足を使うからフットは納得がいっていましたが、 どこからサルが来たのか、知らなかった方も多かったはず。 僕も調べてみてなるほどな!と思いました。
続いて、フットサルの歴史についてです。
フットサルが広まる以前は、 1930年に南米のウルグアイで考案された、 弾まないボールを使ったサロンフットボールと、 サッカーの母国である、 イギリス発祥のインドアサッカーの2つの競技がありました。
FIFAは、このようなミニサッカーの世界中への広まりをみて、 1989年に初の世界大会をオランダで開催しました。 第2回大会は香港で行われ、 この大会でのルールの問題点等を改正し、1994年に競技名を、 フットサルと改めました。
2007年には、日本でも全国リーグのFリーグが開催し、 名古屋オーシャンズは、開催より8回連続で優勝しています。
では、サッカーとフットサルの違いは?
まず、皆さんご存知だと思いますが、プレーするピッチの大きさ、 人数が違います。
サッカーのピッチが縦105m、横68mなのに対し、 フットサルは、縦38~42m、横18~25m。人数は、サッカーが1チーム11人、フットサルは1チームで、 フットサルの方が狭いスペース、少ない人数で行えます。
他の大きな違いとしては、ボールの種類、選手交代の方法です。
ボールは、中学生以上のサッカーの場合は5号球、 小学生の場合は、4号球です。
フットサルは、中学生以上が4号球、小学生の場合は、 3号球で弾まないボールを使用します。
なぜ小学生は3号球を使うかと言うと、
・小学生世代でのキック精度の向上、重量による飛距離不足の解消
・成長期にある体への負担の軽減
・ブラジル、スペインなどフットサル先進国ではU- 12は3号球が標準
以上の三点の理由より、小学生がよりプレーしやすいなどを、 考慮し取り入れられています。
選手交代の方法は、 サッカーだと1試合3人などと決まってる場合が多いですが、 フットサルの場合は、制限無しで、 プレー中にも変わることが出来るんです。また、 選手がレッドカードで退場した場合、2分後か、 人数が少ない時に失点すると、 新たに1人フィールドに入る事が出来るのです。
サッカーをやってる人が、 フットサルをやるとボールが弾まない為か、 トラップが上手くなった感覚になるというあるあるもあります。笑
最後に、フットサルにより得られることです。
先程も書きましたが、サッカーと比べて人数が少ない為、 1人あたりのボールを触れる回数が増えます。ままた、 ピッチのサイズが狭い為、ボールを持った時、 相手がすぐにボールを取りに来ます。
この二点より、実戦の中での状況判断力や、技術力が向上する為、 ブラジルやスペインなどのサッカー強豪国の育成世代でフットサル を取り入れています。
当スクールでも、足下の技術向上、実戦での、 判断力向上を目指して、日々指導しております。
今年も残りわずかとなりましたが、 身体には気をつけてトレーニング頑張りましょう!