こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール北名古屋校の木村コーチです。
昨日のU-12クラスで6年生のSくんが、2週連続でMVPを獲得しました!!
これは北名古屋校史上初めての快挙です。
北名古屋校では『自ら工夫してプレーすること』を生徒たちに求めています。もちろん工夫するためのヒントは提示しますが、あくまで生徒自身が考え、行動する必要があります。
MVPは『自ら工夫してプレーすること』が高い水準でクリアできた時に、受賞できます。毎回選んでいるわけではなく、むしろ「該当者なし」の日の方が多いくらいです。
Sくんは、去年の秋に入会してくれました。まだ半年も経っていませんが、とても成長してくれています。頑張って練習してくれている成果が出てコーチも嬉しいです。技術的なところはもちろんですが、『判断力』が目覚ましく成長したと感じています。
先週、今週の練習テーマは『ポゼッション』でした。
「ボールを持っているときプレー選択のスピード」
「ボールを持っていないときのサポートのスピード」
この2つのスピードを速くすることが『ポゼッション』のポイントです。この2つを速くするためには、常に周りの状況を把握し、次の展開を予測することが必要です。
Sくんは次の展開を予測することが、しっかり出来ていました。それは”声”によく現れています。
Sくんはよく練習中にボールを強く要求する声を出します。それはボールを受けたあと「こういうプレーがしたい(した方がいい)!」という明確なイメージ・ビジョンを持てているからです。
よく「うちの子試合中に声が出ないんです」と相談を受けることがあるのですが、次のプレーの明確なイメージ・ビジョンがあれば、自然にパスを要求する声が出るハズです。やる気がないからではなく「見えていない」から声が出ないケースがほとんどです。
またSくんは味方に指示を出すことが出来ています。味方に指示を出すというのは実は非常に難しい”技術”です。
それは指示が必要な現象が起こる1つ前の段階で次の展開が予測出来ていないと指示が出せないからです。
つまり指示が出せているということは、イコール周りが見えていて次の展開が予測できているということが言えます(話している内容にもよりますが)。
その点が素晴らしかったので、SくんにMVPをあげました。
翌週はさらに良くなっていたので、もう一度SくんにMVPをあげました。
2週目(昨日)は生徒たちに「今日のMVPは誰だと思う?」と聞くと、満場一致でSくんの名前が上がりました。
いっしょにプレーしている生徒たちだからこそ、Sくんの声やプレーの素晴らしさが実感としてわかったのだと思います。
6年生は残りわずかですが、少しでも成長して卒業して欲しいと思います。
みんなもSくんに負けないように頑張ろう!!
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