前回の続きです。
「試合中に子供達へ何も言わなくてもいい状態」を目指していることに理由があります。
何事もそうですが、子供本人の人生は本人が主役であり、本人しか良くも悪くもできないことがあります。そして自分の人生を主役として生きれていない受け身の状態では結果がものすごく変わってきます。
丸一日遊ぶのと丸一日デスクワークでは心の開放感は違います。自分の意思で過ごせる時間に心は疲れを感じません。
感情は疲労だけでなく記憶も感情と強い結びつきがあります。
私だけかもしれませんが食べたごはんのメニューを忘れます。理由は大きく感情が動かなかったから。まずいとかでなく当人にとって興味深いものではない場合は記憶が薄くなるのです。喜怒哀楽が伴うものは記憶が強くなります。
そして何度も思い出したくなる、思い出してしまうものは記憶が定着します。辛い思い出は思い出してしまうから覚えているのです。
なのでコーチは楽しい雰囲気を作ったり、褒めたり、熱い思いを投げかけたりと思い出せないような記憶にならないようにしているわけです。(覚えて欲しいことをコーチがタイミングよく褒める理由はこれです)
そういつ体験を通して思い出や成功を積み重ねていく。
だんだん好きになってくる。好きだから熱中する。
「もっと」という欲求が出てくる。
「好きこそものの上手なれ」ですよね。
ことわざは人間の習性を表しているので大島コーチは参考にしています。ことわざは昔のものですが文明が進んでも結局機械を動かしたり、使うのは結局人間にかわりないので「人間」を知ることが大切なのです。
そしてさらに深い理由があります。
続きは次回に。
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