こんにちは!
永谷コーチです。
バトンが回ってきました。
4月に入り新年度が始まりました。
3年生は高学年クラスへ
そして6年生は卒業して中学へ
時間が経つのは早いものですね。
少し前まで低学年クラスに通っていた子供がもう最高学年になっていました。
子供達と限られた時間を大切に過ごそうと思います。
さて、今回は最高の教材ですが、私はスクールで最近よく考えることがあるんです。
サッカーではなく内面についてです。
心の成長について考える時間が増えています。
現在の日本は子供にとって良い環境とはいえません。
それは人と関わる機会が少ないからだと私は思います。
お父さん、お母さんならわかると思いますが、公園で昔のように子供達だけで遊ぶことも
非常に少なくなってきました。
犯罪が増えて子供達だけで遊ばせるのは不安があったり、ゲーム機の普及で家にいる機会
が増えるなどいろいろな要因があります。
最近、私自身も見慣れてしまいましたが、公園で子供達数人集まってDSを無言でやってい
る光景に最初は衝撃を受けました。
人と接することで子供は学び、成長するものです。
しかし、社会が子供達のコミュニケーションの場をなくしてしまっていると思います。
人と関わる機会が減っては刺激も少なく、相手の事を考えたり、思いやったりすることを
学べる環境とは言えません。
先日、スクールで春合宿へ行きました。
この合宿ではスクール各地区の子供が参加するので始めて出会う仲間がたくさんいます。
そこで「ライフスキルラーニング」を実施しました。
これはゲーム形式で課題をクリアしていくものなのですが、協力しなければ成功しないよ
うなゲーム内容になっています。
始めはコミュニケーションもとれず失敗を繰り返していましたが、少しずつ話し合いが始
まり、最後には1つのチームになっていました。
人に壁を作らない子供らしさ全開でした。
この時、私は環境というものの重要性を再確認しました。
そういった意味でもサッカーは非常に良い教材なのです。
私自身もまだまだですが、間違いなくサッカーがあったから今の自分があると言えます。
サッカーは団体スポーツ。
仲間は何を考えて何をしたいのか?
自分は何をしたかったのか。
コミュニケーションが必須です。
相手を尊重し、認めることをしなければ話し合いは生まれません。
チームで戦う為に仲間を認め、コミュニケーションをとりながら協力するのがサッカーで
す。
私の偏った考え方かもしれませんが、サッカーは最高の教材です。
多くの経験、そして多くの出会いを与えてくれます。
だから子供達に最高の教材で学んで、成長して欲しいと思っています。
これからもサッカーという最高の教材と共に子供達の成長の為に良い環境を提供したいと
思います。