こんにちは。今年は台風がらみの天気で悩ませられている大島コーチです。
エリートプログラムの予備軍である練習生の練習が始まりました。
大島コーチが普段スクールで担当している子は6人合格(練習生の全18名中シェア3割・最多)です。岩倉校所属3人、大府校所属3人。
コーチの指導がうんぬんよりは子供本人がフットサルを肯定的に捉え選抜チームを目指してくれたということです。嬉しいです。
合格しただけで満足にならないように目標・夢を持ってください。
3つ必要だと思います。
1、夢(将来)
2、近い将来(6年生時点の活躍)
3、最近の目標(数値化できる目標)
3は他者との比較ではなく自分の基準値と成長を追えるようにしたいです。
一試合のシュート平均数、アシスト数、パス成功率、ボール奪取率など。自分を知ることになると思います。
目標が複数必要な理由
「試合に勝つ」という目標だけだと0−4になった時点で心が折れます。4失点目で消化試合に変わっていまします。脳はそういう仕組みなのです。
それではいけません。
試合のチーム目標例を挙げると
1、無失点で勝つ
2、勝つ
3、無失点
4、同点
5、得失点を踏まえて最小失点に抑える
などなど。
なので、親御さんが子供に「今日ゴールしたらご褒美ね!」というのは目的が変わってしまうのでオススメしません。チームプレーを学ぶことから逸脱してしまう危険性があります。
褒め言葉も同じです。毎回プレーの出来に関係なく褒めていると褒められるのが当たり前になり褒められないとキレる子になります。
本人の成長に照らし合わせて努力したり、努力の甲斐あって結果が伴ったりする中での喜びを共有した褒め言葉にしてあげてください。
負けたときだって寄り添えます。「負けちゃったけど諦めず奮闘している姿はかっこよかったよ!」
毎回同じセリフは使えないので気をつけてくださいね(笑)
残念ながら不合格となった子もいますが、挑戦しなかったよりプラスの行動です。勇気や自信を持ち始めた頃なのではないかと思います。
今後も子供たちにボールを蹴ることの楽しさを伝え、自信がつくように練習構築や声掛けをし、努力の仕方を、プロを目指す心構えを指導してまいります。