こんにちは!
永谷コーチです。
バトンが回ってきました。
今年の冬は寒くなりそうですね。
今日は雪でスクールが中止になってしまいました。
風邪引かないように普段から気をつけましょう。
さて、今回は『実戦で活きる技術』についてです。
たまに足技を教えてほしい、相手を抜く技を教えてほしいと言われます。
しかし、足技を身につけたからと言ってそれでOKとは思いません。
たしかに足技ができるようになることは良いことです。
でも、それが実際の試合で活かせるかどうかは別問題です。
例えば、プレッシャーのない状態でフェイントがスムーズにできる選手がいます。
だからと言って、この選手が試合で実際に相手にフェイントが通用するとは限りません。
フェイントがスムーズにできても奪いにくる相手に対してフェイントのタイミングが遅かったり、早すぎたり、距離感がよくなければボールを奪われてしまいます。
この場合は技術ではない要素に問題があると考えられます。
いつ、どのタイミングで使うかという判断の部分です。
もう一つ例を挙げると、正確にボールを蹴れる選手が試合では良いパスが出せない。
これも同様です。
出す場所が悪いか、あるいは出す人を見つけれないかです。
顔が上がらないとも言われます。
このように、高い技術を持っていたとしても実戦で活躍できるかどうかは別問題です。
持っている技術を活かす為には状況把握、判断が不可欠です。
技術+状況把握+判断ができて初めて良いプレーに結びつきます。
技術と戦術を切り離すことはできません。
どちらもバランス良く鍛えることが大切です。
これからもこれ忘れずに子供達に関わっていこうと思います。
次は川村コーチにバトンを渡します。