この季節、花粉症で朝は鼻づまりで目覚める大島コーチです。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
実はこの時期フットサルが一番、旬です。
Fリーグは優勝チームが決まり、それにつづき全日本選手権開催とフットサル国内最強が決まる時期だからです。
コーチもいちフットサルファンとして盛り上がり嬉しいです。
今季、我がオーシャンズはFリーグ開幕以来の悲願を成し遂げました。
2012~13シーズン3冠制覇(無敗)
オーシャンアリーナカップ優勝
リーグ戦6連覇
プーマカップ(全日本選手権)優勝
堂々たる成績です。フットサル界にはシーズンを締めくくる大会としてプーマカップがあります。サッカーで言う天皇杯で、アマチュアチームも予選から出場ができる日本一を決める大会です。オーシャンズはFリーグ開幕以来、中々他大会などの影響でプーマカップのタイトルを取れずにいました。
しかし、優勝といっても決勝はひやひやとした試合でした。
決勝戦でプロではないチーム、フウガすみだ相手にオーシャンズは苦戦しました。
序盤はフウガに先制され、追いかける展開。
2-2で前半終了し終盤を迎え3-3。
オーシャンズの勝ち越しゴールで4-3に。
そのまま試合終了とおもわれた試合時間残り4秒で同点ゴールを決められます。
その後、延長を経てPK戦で辛くも勝利。
圧倒的に勝って当たり前。そんなプロチームとして、この結果は厳しいものでした。
そしてこの戦いは日本フットサルの歴史を作ってきたチーム同士の戦いでもあったのです。
ここで日本のフットサルの歴史をご紹介しましょう。
1989年 FIFA公式のフットサルワールドカップがオランダで開催され、北澤豪など本田技研のチームが日本代表として参加
2002年 サッカーのワールドカップで広く一般にするスポーツとして受け入れられブームに。
2007年 Fリーグ開幕
2012年 フットサルワールドカップに三浦知良(カズ)選手が参加し注目を集める。
フウガの前身は森のくまさんとボツワナという仲間の集まりで作った2チームでした。
しかし志は高く、日本代表選手を3人も輩出しています。
フウガは多くの選手をFリーグへ輩出しながらも全国レベルの強さを維持しています。
そして2009年第14回プーマカップを優勝。Fリーグ所属の2チームと名古屋オーシャンズを下しての優勝でした。アマチュアチームとして大物食いをなし伝説となったのでした。
今年も2009年決勝と同カードの注目の一戦だったのです。
この熱戦をFリーグで是非みたいものです。
プロは高い技術で観客を魅了しますが、それだけでは足りません。
アマチュアチームの「好きだからやっている」ことが伝わってくる気持ちのこもったプレー、気迫のあるプレーが人をひきつけるのです。
フウガすみだがFリーグに加入するのも時間の問題でしょう。オーシャンズにとって最大の敵はフットサルの盛り下がり。ライバルを迎え更なるフットサルの繁栄を願っています。
コーチは微力ながら明日のプロ選手を育成します。