こんにちは
NAS春日井校担当の北野コーチです。
DUARIG Fリーグ 第22節 名古屋オーシャンズv.s.シュライカー大阪の試合をご紹介します。
首位決戦となったこの試合。
子供達に注目して欲しいのは、やはり、名古屋オーシャンズの1点目。
背番号1 篠田龍馬 選手のゴールです。
なぜか。
単純にゴレイロ(サッカーでのゴールキーパー)のゴールだからです。
しかも、キャッチングした後に自らドリブルすれば、相手選手2人を置き去りにして、3vs2の局面を作れると判断したところに注目して欲しいと思います。
自分もそうですが、GKをやっていながらビルドアップに加わる選手は今や珍しくありません。
それどころか、世界のトレンドとして、足元を使えるGKは年々増えています。
しかし、小学生年代ではこんな言葉をよく聞きます。
「コーチ、GKしていても攻めていいですか?」
「もちろんOK!GKは前に出てはいけない、なんてルールはないから!」
と答えますが、「GKは守るだけ選手」と思い込んでいる子供が多いように思います。
もちろん、ポジショニングが自陣のゴールマウスに近いので「守備の時に活躍する機会が多い」ポジションです。
しかし、サッカーセンス、フットサルセンスが要求されるのも、このポジションです。
①1番後ろから全体が良く見えるので、1番状況判断しやすい
②味方への指示(コーチング)を1番やりやすい
③手だけではなく、足元の技術も必要
④GKが安定すると、味方が思い切って守備が出来る
などなど。
チームの柱というべきポジションです。
1番後ろでチームを支えながら、「攻撃的な判断が出来る選手」
相手の意表を突いたプレーを披露した篠田選手に、今後も注目です。