こんにちは!!北名古屋校アシスタントコーチの冨田です。
北名古屋校に携わるようになって早一ヶ月経ちました。北名古屋校のスクール生達は自己主張の強く元気な子が多い印象で、毎レッスンとても楽しくやらせてもらっています。
飛び級でトレーニングしている子も何人かいますが、学年差を感じさせないプレーを観せてくれます。最近入会してくれた子の中にはフットサル・サッカー初心者もいますが、一生懸命他の子に食らいついて行こうとしてくれているので、どの子もこれから先が楽しみです!!
あるレッスンで保護者の方から相談を受けました。
「サッカーをやめてフットサルに転向したいんですけど・・・以下略」
週末に携わっている少年団でも、例えば、
「スイミング一本に絞りたいのでサッカーはやめます。」
という会員さんは毎年いらっしゃいますね。
今は保護者の方が忙しい時代なので、子どもの意志だけではなく、家庭の事情というのも、そういった決断の背景にあるのかもしれませんね。
個人的な意見ではありますが、特に今の時代の子どもたちには色々なスポーツ、様々な環境でのトレーニングをして頂きたいと考えています。
というのも、時代が進むにつれ子ども達の遊びや運動の環境が大きく変化しており、子どもの運動能力やコミュニケーション能力が低下していると感じているからです。
運動能力の低下の要因として、外遊びをする機会が減ったことがあると考えられます。その理由としては、
・テレビゲームや携帯ゲームの発達
・外遊びができる環境(公園等)が減った
・不審者の発生により外が安全ではなくなった ex…
コミュニケーション能力の低下の要因としては、親・家族以外の人と関わる機会が減ったことが考えられます。理由として、
・外に出ない=他人と関わる機会を持たない=他人と話す機会がない
ことがそれぞれ挙げられるかと思います。
運動能力の低下を表す一例として、小学校の陸上競技の中にソフトボール投げがあると思いますが、私が小学生の頃は、一番投げられる子でも35〜40mくらいでした。ですが、先生に過去のデータを見せてもらったら、昭和50〜60年代は、最高で60m近くを投げる子がほとんどでした。
コミュニケーション能力の低下については、少年団を例に挙げれば、グラウンドで保護者といる時間が長い子どもは1年生後半〜2年生になっても人見知りのままの傾向が強いですね。
ボールを投げられる能力は、サッカーではスローインに大きく役立ちます。
誰とでも喋れる子は、試合中積極的にチームメイトにコーチングできたりします。
様々なスポーツを通して培う運動能力や色々な人と関わる中で得られるコミュニケーション能力は、フットサル・サッカーでも大きく役立ちます。
時代と共に発展し、便利になることが増える一方で、上記のように低下する能力というのも多かれ少なかれ必ずあるかと思います。そういった能力を育てることも私の仕事です。
これからも、その想いを込めたレッスンを提供していきたいです。