こんにちは。エリートプログラムコーチの木村です。
2018-2019のエリートプログラムの活動は昨日をもって終了いたしました。今後はU-15の練習に参加しながら県リーグを戦っていきます。
そして現4,5年生を対象とした2019-2020のセレクションが9月の行われます。
すでにたくさんの選手が申し込んでくれていますが、まだまだ募集中です。
>>>エリートプログラムの詳細はこちら
>>>GKセレクション詳細はこちら
つきましては今回2018-2019チームの一員として愛知県大会準優勝、東海大会準優勝に大きく貢献した竹内煌明くんとご家族にインタビューに答えて頂きました。
煌明くんは順風満帆なフットボール人生を歩んで来たわけではありませんでしたが、エリートプログラムに参加することになりました。
「エリートプログラム = サッカーエリートが集まるチーム」
では決してないこと。
それでもフットサルという舞台で活躍することができることを煌明くんが証明してくれていると思っています。
▽インタビュー
[選手回答欄]
①エリートプログラムに行こうと思ったきっかけは何ですか?
セカンドチームと桑名校で練習試合をした後に、エリートのコーチにセレクションを受けてみないかと声をかけられて挑戦してみたいと思いました。スペインにも行ってみたかったです。
②セカンドチームから上がって来ている子もいる中で、エリートに入って最初はどのように感じましたか?
みんながフットサルの戦術をよく理解しているなと思いました。
最初は知らない子ばかりで練習に入るところから緊張したけど、3回目の練習の時に1人の子が「一緒にシュート練習をしよう。」と誘ってくれて、そこから入りやすくなりました。新しい子にも優しいチームだなと思いました。
③スペイン遠征の感想を聞かせて下さい。
スペインのチームはスピードがあり、シュート精度が高い選手が多いと思いました。バルサの次に強いチームと戦った時は下の学年の子でも凄く上手でした。
でも向こうで練習しているうちにだんだんついていけるようになり、スペインの監督にも褒めてもらえて嬉しかったです。
日本に帰ってからも、自分でもプレーが変わった気がしました。
またバルサの試合観戦で、メッシが2ゴール決めたのを見て興奮しました。
④愛知県大会で準優勝、続く東海大会でも準優勝という素晴らしい結果を得ましたが、どのように感じましたか?
2大会とも決勝戦で負けたのは悔しかったです。でも準決勝で両方ともゴールを決めれて嬉しかったし、バーモントカップの決勝戦に出たことは良い経験になったと思います。
⑤エリートプログラムで活動した10ヵ月を振り替えって楽しかったこと、思い出に残っていることを聞かせて下さい。
スペイン遠征とバーモントカップ、トップチームの前座試合です。
スペイン遠征は毎日現地のチームとフットサルができて楽しかったです。
みんなと観光ができたのも良かったです。
バーモントカップは悔しい結果もあったけど、みんなで頑張れたので良い思い出になりました。
トップチームの前座試合は、自分の名前が呼ばれてプレーができて、プロの選手になれた気分でした。
⑥これからセレクションを受けようとしている、または受けるか迷っている後輩たちにメッセージをお願いします。
エリートは色々な戦術を教えてくれるし、コーチも仲間もみんな優しいです。
自信がない子でもミスした時に「ドンマイ!」など声をかけてくれます。なのでぜひ受けてみてください。来年こそはバーモントカップ優勝してください!
[保護者回答欄]
①セレクションを受ける時にどのような不安や期待(エリートプログラムに対して)をお持ちでしたか?
前のサッカーチームを辞めてからボールを触る機会が減っていたので、ついていけるのかという不安がありました。
ただ、しばらく目標がない日が続いていたので、エリートに入る事で息子にとって新たな目標ができるのではという期待がありました。
②エリートプログラムの活動の中でどのような変化がお子様にありましたか?
最初の頃は仲間に遠慮しているように見えましたが、スペイン遠征後くらいから積極的に仲間に溶け込み、プレーにも自信がついたように見えました。
③送迎など大変な時もあったと思いますが、乗り越えられた原動力は何ですか?
何より息子が楽しそうで、日々成長が感じられ、コーチたちの手厚いフォロー、またバーモントカップに向けてのチームの一体感が原動力となりました。
④エリートプログラムの活動の中で親御様が一番印象に残っているエピソードを教えてください。
スペイン遠征後のチームの変化です。
チーム全体のプレーにスピード感が増し、息子もプレーに自信がついて、短期間の海外遠征でこんなに変わるのかと驚きました。
以上となります。インタビューで振り返ってみて、エリートに入って本当に良かったなと改めて感じました。
煌明はボールを蹴るのを辞めて他のスポーツに転向することも考えていたので、今この環境でフットサルをやっていることが夢のようです。
素晴らしいコーチや仲間と出会えて充実した日々でした。あと少しで終わってしまうと思うと寂しくて仕方がありません。色々気にかけていただいて、本当にありがとうございました。
竹内
煌明くんの才能は注意深く観察しないと発見できないものなのかもしれません。
ドリブルが上手い選手は目立ちます。
でもフットサル選手の価値はドリブルだけでは決まりません。
煌明くんには前線で張れる体の強さやチームのために体を張ってくれるメンタリティがあります。
そして相手の隙を見逃さずに突いてやろうという抜け目なさやいたずらっ子な一面もあります。
技術もこの10ヶ月で驚くほど伸びました。本人の努力の賜物です。
エリートプログラムのセレクションは4,5名のコーチで判断をします。
色々な視点、観点で選手の個性を見極めて議論を重ねて最終的な判断を下します。
時には「うちの子が合格するとは思わなかった」という声も頂きますが
フットサルに必要なスキルや才能というのは本当に多岐に渡りますので、親御様から見ても気づいていなかった才能が評価されることもあるのだと思います。
エリートプログラムは決してサッカー・フットサルでエリート街道を突き進んできた選手のだけのものではありません。
サッカーで挫折を味わった子も他のチームではなかなか評価されなかった子も過去にたくさん在籍してきました。
そしてみんながフットサルという舞台で輝いていました。
まだまだセレクション参加者募集中です。
自分の(お子様の)可能性にチャレンジしてみませんか??
皆さんの挑戦お待ちしています!