こんにちは!
12月からNAS大高校を担当することになりました廣瀬です。
良いレッスン、良いトレーニングをするには、まず人間関係から。
12月は生徒のみんなを知り、私のことをみんなに知ってもらうことから
スタートしたいと思います。
月曜・水曜のクラスは11月の最終週と合わせて2回ずつ見られたので
クラスの様子はわかりました。これからさらに一人一人の個性にフォーカスして
見ていきたいと思います。
金曜クラスのみ通われている生徒のみんなには、私のことを知ってもらうことが
先になってしまいますね。ごめんなさい。1月から会えることを楽しみにしています。
普段私はNAS大高校のスクールの他に、スクール生の4・5年生の選抜チーム(エリートプログラム)のコーチとして週に2回指導し、エリートプログラム出身の6年生のチーム活動(名古屋オーシャンズU-12)を月に3、4回程度行っています。NAS大高校には、その対象の生徒も多いので、馴染みはあるでしょうか。その他、週に2回、愛知学院大のフットサル部でも指導をしています。
指導している対象がスクールからチーム、年代も様々ですが、私の強みはそこだと思っています。低年齢から成人するまでに、選手(生徒)はどのように成長していくのか、どの年代にどのような学びが必要かを日々感じています。また、選手の成長がチームの成長には欠かせなく、チームの成長もまた、選手の成長には欠かせないということも感じています。
このブログはスクールブログなので、生徒の目線からすると、「チームの成長?」と思われるかもしれませんが、フットサルはチームスポーツなので、常に味方との連携が必要で、常に相手チームの選手が存在するスポーツです。(さらにネットを挟んでプレーするスポーツでもないので、選手が見て考えなければならない内容は多く、そのための時間は限られています)
当然、小学生1年生で始めたばかりの生徒が対象であれば、関わる人数を少なくしてプレーの難易度を調節しますが、それでも、味方や相手が存在しないトレーニングを私はあまり行いません。味方や相手が存在しないトレーニングが必要な対象は、例えばまっすぐにボールを運べない、止めようと思った時にボールを止められない、というような段階の子どもで、私の見た限り、月曜・水曜のクラスにはその段階の生徒は一人もいませんでした。
保護者の方に、もう少しわかりやすい例をお伝えすると、AT車とMT車の運転を想像してみてください。難しいクラッチ操作を覚えてから路上訓練に行くことと、とりあえず、ブレーキ、アクセル、ハンドリングなど簡単な操作を覚えて路上訓練に行くことの違いです。路上に出たら車幅感覚や他の車との距離感覚、車線変更のタイミング、スピード調節など、さらに慣れなければならないことが出てきます。それらに慣れて、運転全体に慣れたあと、必要であればAT車の限定解除をすれば良いですよね。フットサルも同じで、卓越したボール扱いは身につけなくとも、試合はできます。試合の中には、相手との駆け引き、味方との連携など、一人で行うボール扱いとは異なる要素がたくさん含まれています。ゲーム形式に近い(味方がいて相手がいる)トレーニングで総合的に訓練していく方が成長の近道なのです。
そして一番重要なのが、子どもの気持ちです。黙々とクラッチ操作を覚えることと、実際に路上を運転すること、どちらが楽しいでしょうか?楽しいことへ夢中になる子どもの集中力の凄さ、その結果、すごいスピードで成長していく現象を今までたくさん見てきました。
NAS大高校では、楽しみながらしっかり成長もできる、そんなレッスンをしていきますので、これからよろしくお願いします。