こんにちは。オーシャンズスクール大府校コーチの木村です。
6/23(水)にオンラインでメンタルトレーニングの少人数制セミナーを開講いたします。
<少人数制セミナー①>自主練の効果を数倍に高めるイメージトレーニングの方法
<少人数制セミナー②>子どものやる気を育むために親ができること
イメージトレーニングのセミナーは選手向け、やる気のセミナーは保護者向けです。
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今回のブログはスマホ時代を勝ち抜く最高の武器『イメージトレーニング』というテーマで書かせて頂きます。
まずイメージトレーニングと効果について、整形外科医であり認定スポーツドクターの歌島 大輔氏がとてもわかりやすく記事にまとめてくれていたので引用させて頂きます。
イメージトレーニングの効果がないわけがない根拠 IxV=R
まずイメトレの効果がそもそもあるのかないのか? ということについて考えてみたいのですが、
結論からいきましょう。
イメトレの効果は、「ないわけがない」です。
めちゃめちゃあります。やり方次第では。
その根拠は脳科学的もメカニズムを考えると当然と言えます。
脳科学をもとにしたコーチングという手法で マインド(脳と心)の使い方を指導するような活動もしておりますが、
そのコーチングにおいて大事な原則として
I x V = R
というものがあります。
これは
Image x Vividness = Reality
という意味で
訳すと
脳内イメージ x イメージの鮮明度(リアリティ) = 現実
ということになります。
つまり、脳内のイメージの鮮明度(リアリティ、臨場感)を極限まで高めれば、それは現実になるということです。
これってすごいですよね。
イメトレの効果が半端ないということがこれだけでもわかるかもしれません。
引用元:https://utashima.com/imagetraining-science/
イメージトレーニングの脳科学的根拠となるデータ
それでは、イメージトレーニングの効果を示す科学的根拠となるデータをご紹介します。
例えば、「筋力トレーニングの効果を高めるイメージトレーニング」という視点でのデータが「Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy」という雑誌に1991年 Cornwall MWらから出されています。
Pubmedという医学論文のデータベースでのリンクはこちらです。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18796837
これは4日間 30分、大腿四頭筋の収縮のイメージを繰り返すイメージトレーニングをすることで、大腿四頭筋の筋力は平均12%上がったという結果でした。
他にも似たようなイメージトレーニングが筋力アップに貢献するデータは発表されていて、実際の筋力トレーニングのセット間の休憩のときにイメージトレーニングをすることでトレーニング効果が上がるというデータもあります。
また、イメージトレーニングとスポーツスキル(技術)の関係についてのデータもあります。1989年に発表されたバスケットボールのフリースローのスキルについてです。インターネットでも論文のPDFが公開されています。
https://digitalcommons.brockport.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1002&context=pes_theses
これはフリースローのイメージトレーニングだけしたグループとフリースローの実際の練習だけしたグループとイメージトレーニング&実際の練習の両方をしたグループ、そして何もしないグループの4つにわけてフリースローのスキルの上達を検証したというもので、
結果は、
- イメージトレーニング&実際の練習の両方
- 実際の練習だけ
- イメージトレーニングだけ
- 何もしない
という順番で上達した。 ということでした。予想通りですね。
イメージトレーニングの効果は疑う余地がないにしても、 よっぽどイメージトレーニングが上手でないと、 実際の練習には勝てない。
それは脳にとっても「臨場感、リアリティ」という視点から当然のことです。
しかし、だからこそ、実際に身体や時間の制約があるスキルトレーニング、フィジカルトレーニングだけに頼らずイメージトレーニングを組み合わせることの重要性があるということが言えるわけですね。
引用元:https://utashima.com/imagetraining-science/
参考論文:https://digitalcommons.brockport.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1002&context=pes_theses
上記の引用の2つ目を観て頂ければイメージトレーニングの効果は明らかですね。
イメージトレーニングを駆使すれば実際に筋トレをしなくても筋力は上がるんです(ビックリですよね!!)。
またイメージトレーニングと実際の練習を掛け合わせると同じ時間費やしても、練習の効果は飛躍的に上がります。
本気でプロを目指す、成長したいのであればイメージトレーニングを使わない手はないんです。
イメージトレーニングは場所を選びません。
身体的疲労もほとんどありません。
いつでもどこでもどれだけでもやれるのがイメージトレーニングなんです。
実際のスクールやチーム練習でイメージトレーニングを活用するのは、指導者の理解も必要になってきますが、自主練では簡単に取り入れることができると思います。
そしてスマートフォンを普及により、動画の撮影や視聴が簡単になったのは追い風です。
スマホ時代と言われる現代だからこそ、より簡単に質の高いイメージトレーニングが誰でもできます。
私がサッカー選手を目指す子どもの親なら、要らなくなったスマホやタブレット(と三脚)を子どもにあげて、どんどん自分のプレーを撮影させます。
ただ撮影して見直しても効果はありますが、もっと効果を上げるためのポイントがいくつかあります。
それはセミナーで詳しく話します。
こういった社会の変化に順応できるかどうかは?
ライバルたちから頭ひとつ抜け出すためにはとても大きなポイントになります(コロナも同様です)。
本音を言えば私のセミナーじゃなくても良いので、全スクール生にイメージトレーニングの専門的知識を持って欲しいと思っています。
専門書を読むのが一番だと思いますが、小学生や中学生にはちょっとハードルが高過ぎるので、セミナーでイメージトレーニングの具体的なやり方を広めていきたいと思っています。
興味がある方は是非ご参加ください。
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