こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校コーチの木村です。
オーシャンズスクールでは3/29,30にスプリングフェスティバルというイベントを実施いたします。
僭越ながらメンタルトレーニングを専門的に学んだものの端くれとして、このようなイベント参加による心理面でのメリットをお伝えしたいと思います。
大きく分けると2つあります。
①モチベーションの向上(やる気アップ)
②イメージトレーニング
1つずつ説明いたします。
①モチベーションの向上(やる気アップ)
モチベーションには内発的動機づけと外発的動機づけの2種類あり、内発的なモチベーションを高めることが大切だと言われてきました。
ですが最近は『自己決定連続体』という理論が注目されています。
「やらされている」という外発的動機づけから、色々なプロセスを経て「好きだからやる」という内発的動機づけに発展していく、させていくという考え方です。
そして外発的動機づけから内発的動機に発展していく際の『心の三大栄養素』が
①自己決定(自発性、自律性)
②有能感(上達の実感)
③関係性(受け入れられている実感)
この三大栄養素がイベントには詰まっていると思うのです。
①自己決定に関しましては、基本的にオーシャンズスクールのイベントは合宿を筆頭に「自分のことは自分でやる」という考えで運営しています。
そのために基本的に保護者の皆様の観覧は禁止とさせて頂いております。
親がいない環境で自分で考え行動するという経験自体が、心の栄養素になりメンタルと逞しく育ててくれます。
例え失敗に終わったとしても『自分で決めた』という行為自体に意味があります。
②有能感に関しては、普段のスクール内でももちろんなのですが、いつもと違う環境だからこそ成長を実感できるということがたくさんあります。
指導者目線で見てもイベント時のプレーを見て「あの子あんなに上手くなっていたんだ!」と驚かされることもたくさんありますし、そのことを本人に伝えるとより一層頑張ってプレーしてくれるというのもあるあるです。
また私は他校の生徒をたくさん褒めるようにしています。いつもと違うコーチに褒められるというのも、子供にとったは良い経験になると思うからです。
③関係性は見過ごされがちですが、これこそが非日常のイベントの最大のメリットだと思います。同じスクールの仲間とチームを組んで戦うスクール対抗戦は、言うまでもなく結束力が高まります。
個人勝ち点方式で競うオーシャンズリーグは、知らない子と友達になる大チャンスです。
”フットサル仲間”をスクール校内や他校に作ることは、モチベーションの向上という意味でとても大きいと思います。
フットサルはそれだけで楽しいものですが、大好きな仲間とやるフットサルはその何十倍も楽しいものです。
②イメージトレーニング
イメージトレーニングには3種類あり、それぞれに目的があります。
1つ目は技術・戦術習得のためのイメージトレーニング。
2つ目は実力発揮のためのイメージトレーニング。
3つ目は心理面の改善のためのイメージトレーニングです。
イベントに関わってくるのは主に技術・戦術習得のためのイメージトレーニングです。
「あの子がこんなフェイントしたいたなぁ」
だったりとか
「こんな風に崩されたなぁ」
という経験は、無意識に頭の中に刷り込まれます。
もちろん更に発展させて、真似をしたり自分に置き換えてイメージすることができれば最高ですが、それができなくても十分効果があります。
普段と違う仲間のプレーがたくさん見られるイベントは、イメージの宝庫だと言えます。
私がイベントに生徒を誘う際にいつも
「こういうイベントにたくさん来てくれる子は成長が早くなるよ」
と言っています。
その理由は上記の通りですし、エリートプログラム(選抜チーム)の選手の中には『イベントのヘビーユーザー』がたくさんいます。
とくにサッカーチームに所属していないお子様や活動が少なめのチームのお子様は、是非オーシャンズスクールのイベントで色々な刺激を受けて欲しいなと思っています。
皆様のご参加お待ちいたしております!