NAS大高校、みなと校コーチの廣瀬です。
先日、現サッカー日本代表の森保監督が公の場でこのように発言されたのが記事になっていたのをご存じでしょうか?
「小さい頃からフットサルをもっともっとやってほしい」
元記事はこちら
その理由は
「フットサルの大きさでプレーしていることが、フルコートで具現化できたら世界で勝っていけると思わせてもらった。小さい頃からフットサルをもっともっとやってほしいなと思います。なぜかと言うと、狭いスペースのなかで、時間とスペースがないなかで判断力と予測力が培われる。技術力も必要になる。サッカーに必要なものがフットサルには詰まっている」
との理由からだそうです。
この記事を見た時の正直な感想は「今さら?」です。
と同時に
プレー人口、環境、市場規模に雲泥の差があるサッカーの現代表監督が「よくぞ言ってくれた」とも思いました。
ここまでの話に興味がわいた方はぜひこちらもご覧ください。
「フットサルがサッカーの育成に有効な3つの理由 イタリア代表監督が語る「意外な価値」とは?」
要約すると
1、個人技術の向上
2、1対1を含む「対人プレー能力の向上」
3、個人戦術、チーム戦術の理解力が高まる
この3つが特にフットサルに活きると記載されていますが、話は専門的な連携プレーにまで及んでいます。
私が今回、これらの見解に追加して述べたいことは、
「コートサイズを小さくしたミニサッカーではなく、フットサルをプレーして欲しい」ということです。
コートサイズを小さくしたとしても、スパイクを履いて、サッカーボールを使って、サッカーゴールにシュートをすることでは、厳密に言うとプレーの内容、必要なプレーが変わってきます。当然、獲得できる能力も異なってきます。以前から私はサッカーのための指導はしないと書いてきましたが、(言葉遊びのようになってしまいますが)、それはこれらの理由からです。レッスンをサッカーでよく起きるプレーを練習する場とは捉えていないという意味です。
フットサルボールを使用して、フットサルシューズを履いて、フットサルの小さいゴールを使用する。そのように、「フットサル」をプレーするからこそ、フットサルで必要となる技術・戦術が効率よく身につきます。そのようにして獲得した「フットサル技術・戦術」だからこそ、本当の意味でサッカーに活きます。
フットサルでは、2人組、3人組、4人組の連携プレーが非常に細かく体系化されています。
(そして今も日々進歩しています。)
ちなみにボールについて書いたブログはこちらです。
当スクールはフットサルを教えることのできるフットサルスクールです。
サッカーに活かしたいと本気で思う方、ぜひ一度、体験に来てください。