皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕はレッスン中に冗談で「コーチの方がめちゃ上手いでしょ??」ってわざと言ったりします。きっと世のお父さんも冗談で言ったりするのではないでしょうか?
それに対して子どもが「当たり前じゃん大人だもん」って言うところまできっとセットですよね。(僕はこのくだりを狙って引き出しています。)
僕も子どもの時に「大人だから」ってよく言っていましたが、考えてみれば、世界では16歳でトップリーグに出場する選手がいますし、40歳のでも現役の選手がいるので、大人っていうのは関係ないですよね。もっと言うと、小学2年生の時点でお母さん、お父さんをドリブルで交わす子もいます。体の大きさも別に理由にはならないんです。
「当たり前じゃん大人だもん」→「大人=サッカーうまい人」は成り立たない訳です。
個人的な解釈を以下に書かせていただきます。
大人と子どもの一番の違いはこれまでに獲得している時間だと思います。大人が賢いのは経験があるからで、すぐに感情的に泣かないのは自分の精神と向き合う年月が子どもより長いからです。なので、サッカーが上手いのも子どもよりサッカーに触れてきた時間が長いからなんです。
「だって大人だもん」を笑って流したら勿体無くないですか?
「いやコーチの方が何倍も練習しとるからだよ!だから〇〇も練習したらその分コーチの何倍にも上手くなれるんじゃね!」ってつけてあげたらどう感じてくれそうですか?
いつものひとくだりにも成長のチャンスが紛れています。見逃してはいけません。きっかけはすぐそこに転がっていますよ。
愛西校・長久手校・NAS稲沢校:松岡