こんにちは!刈谷校担当の杉村です。
まもなく9月になると刈谷校体験会が始まります!しっかりとスクールの良さを伝える事と、僕自身楽しんでやりたいと思っています。
さて、近年『フットサル』もかなり知られるようになってきました。
フットサルとサッカーの違いは?サッカーの小さい版ではないの?
確かに足を使うスポーツなのでボールを足で扱い、ゴールに入れるという根本的なところは違いません。
ですが、コートの大きさが違うのでスペースや味方や敵との距離が違う分戦い方も違ってきます。(学ぶことも違ってきます)
では、フットサルをすることによって得られるメリットは?
フットサルでは敵との距離が近いため、自分のところにきたパスをきちんと足元に収める技術が必要であり、身につきます。そしてその狭い距離により敵がボール取りに来るタイミングが速くなり、とられないようなプレーが繰り返し必要とされるのでスピーディーな判断力も身につきます。
また、スペース(空いている場所)がないため、攻撃(味方)の人が守備(敵)を引き連れて動き、「スペースを作る動き」をする必要があります。(そしてその空いたスペースに入る味方の動きも必要です)
サッカーの練習でも小さいコートで行う場合がありますが、当スクールはフットサル専門でプロチーム下部スクールですので競技として、戦い方をきちんと伝えることができます。要は「狭いスペースので動き方」をきちんと伝えることができます。
では、その動き方はサッカーでは必要ないのか??
日本代表でもがっちりゴール前に引かれた空いてに対して「何も打つ手がない」なんて試合よくありますよね…(そんな試合は僕も見ててかなりフラストレーションがたまります)まさにあんなは状況はフットサルの戦術が得意とするところです。※最近セルジオ越後解説もそんな試合の時に言っていました。「フットサルの名古屋オーシャンズ森岡選手いたら3点は入っていただろう」と。
・足元の技術
・早い判断力
・スペースを作る、使う動き方
フットサルをすることによる、主に学べるメリットはこんな感じです。(もちろんほかにもいろいろありますよ)
では…
デメリットは?
未だに少年サッカーの指導者が「フットサルをするとサッカーが下手になる」という方がいます。もちろんいろいろな価値観がありますが、非常に残念な思いです。
おそらく、その指導者が感じているのは「フットサルをしている子はボールをコネる」という印象によるものではないでしょうか?
はっきり申し上げますが、そのような指導者の方はフットサルをするメリットを知らないこと、またはそれをサッカーに融合させて伝える指導スキルがないのでは?と僕は思います。
その他、「サッカーで使うロングキックや視野が狭くなる」といった意見もあると思います。
確かに、狭いコートでプレーを繰り返すと50m以上先の状況を見る必要がありませんから、ロングキックの技術も発想も身につきませんね。しかし小学生でそんなにロングキックは必要でしょうか?逆にフットサル(せまい局面)のみに制限する必要はありませんが、小学生という年代的に「フットサルを取り入れて得られるメリット」の方が優先順位が高いのではないでしょうか?
保護者の方も、ご自身の大切なお子様のことです。
いろいろな指導者の考え方に耳を傾けて判断されてくださいね。