こんにちは!長久手校コーチの杉田です。
育成世代の指導にゴールはないと言われますが、
私は卒業までに“こんな体験をしてもらえたら嬉しい”というものがあります。
1.『貢献すること』の楽しさ
“こんな体験“とは、フットサルというスポーツを通して『チームに貢献すること』です。
‥レッスンで準備や片付けを自主的に行って時間を作った
‥試合でボールを奪って味方に繋げた
‥ごみ拾いをして場所を綺麗にした
という様に、自分の行動で他人を助けることを沢山経験してもらえたら嬉しいと思っています。
それはまだ自己満足でも構いません。
その体験を繰り返して、貢献することの楽しさと、自分は人の役に立っているんだという充実感を記憶にしっかり残してもらえたら良いなと考えています。
2.自分の意思で行動したい気持ち
ただ、貢献することで人の役に立てることに充実感を覚えても、未熟である子ども達の心としてはきっと面倒くさい気持ちが勝ったり、前のめりで貢献しに出ることが難しかったりします。
私はそれも当たり前の感情だと考えています。だから基本的に無理強いはしませんが、なるべく全員が当たり前に行動できる雰囲気づくりは意識しています。それにより、自分の意思で何か役に立とうと行動する敷居が低くなれば良いなと思います。
自分の意思で役に立とうと行動することこそ、スポーツ選手として、人として、最も大切なマインドだと思っています。
3.「気持ち」というスキル
最近ある記事を読み、
足だけ出して心無いシュートブロックを演じる選手と、
心から絶対止めたいと思って体を当てに行く選手とでは、
シュートを防げる確率が変わってくるという内容を目にしました。
ここで再三お伝えしている貢献する楽しさと充実感を知っている人間は、間違いなく全力でプレーできる選手になると思っています。
大切なのは、この「気持ち」というスキルを自分で発見できるかどうかです。
指導者として、大人として、あれこれ口うるさく伝える事はせず、伝わる体験と雰囲気を提供できるようにしたいと思います。
日本では、スポーツで人間教育をするとよく言われますが、
私はスポーツを本気で行うことで結果、人間的に成長するものだと思っています。
これからも本気で、楽しく、フットサルできる場所で在り続けます!