こんにちは!豊田校水金曜日担当の鷲野大河コーチです。
アンガーマネジメントという言葉を聞いたことはありますか?
アンガー(anger) + マネジメント(management)= 怒り + 管理 で、
怒りを管理、コントロールするということですね。
ただそれは、怒りを我慢したり怒らなくなることではなく、
“怒る必要のあるところでは上手に怒り、怒る必要のないことは怒らないようになること”ですね!
子ども達も、保護者の皆さんも、僕たち指導者も、怒ること、怒られたことが一度はあると思います。
その時のことを少し思い出してみてください。
怒った時、それは「怒り」でしか表現出来なかったですか?
怒られた時、気分が落ち込んだり、納得いかなくてモヤモヤした時はありませんでしたか?
もちろん怒るべきこともあると思います。
犯罪を犯したり、人を傷つけたり、良くないことはしっかり怒る、注意するべきだと思います。
ですが、フットサルやサッカーでパスやドリブルをしなかったところで、
極端な話、死ぬ人も傷つく人もいません。試合には勝てないかもしれないですが。
じゃあ勝つために必要なのは、怒ることではなく、
「どういう時はドリブルをする」
「どういう時はパスをする」という学びだったり、”知る”ということですよね。
そこに“怒り”は必要ですか?
何度言っても出来ない子に「なんで出来ないんだよ」ではなく、
わかるまで教えてあげることは出来ないのかな?と僕は思ってしまいます。
その子が話を聞いてなくて出来ないのであれば、怒るのはプレーではなく、
「話を聞いていなかったこと」だと思います。
話を聞いていなかったにしても、話を聞いてもらえる工夫をしたのかも重要だと思います。
それをすっ飛ばして「怒る」のは楽をしているだけだと思います。
一度聞いて理解できる子もいれば、何度も聞かないと理解できない子もいます。
適切な表現の仕方を学ぶのは、選手としても、人としても、大切なことだとコーチは思ってます!
なので、大河コーチのレッスンでは、そういったところもしっかり指導させていただいています!
子どもは大人を見て育ちます。良いところも悪いところも真似します。
良いお手本でいなければと思います!