こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 言葉にできない自分の気持ち
自分の気持ちを全部言葉にするのって難しいと思います。
そこには、他者を気遣う、表現の仕方がわからない、色々な理由があると思います。
何より子どもは、まだ自分の気持ちをうまく言葉にできないことがあります。
悔しい、悲しい、恥ずかしい、照れくさい。
たくさんの感情が混ざって、言いたいけど言えない。
どう伝えたらいいかわからない。そんな思いがあると思います。
そういう時は「今、何かを抱えてるんだな」と感じ取り、
無理に言わせないことがまずは大切だと思っています。
1. 言葉にならない声を聞く
プレー中の表情、練習が終わったあとの様子、ぽつりと漏れたひと言。
上手に言葉にはならなくても、子どもたちはたくさんのことを伝えてくれています。
大人が先回りして結論を出すのではなく、
その子の「言葉にならない声」に耳を傾けることが、
信頼の土台になっていくと思っています。
2. 答えじゃなく、“理解しようとする姿勢”
子どもの気持ちに100%正しく応えるのは難しいかもしれません。
それでも「わかろうとしてくれている」という姿勢は、
子どもにとって大きな安心になると思っています。
ついつい正論を言ってしまうこともあります。
ですが、正論では納得できないものもあると思います。
それは大人でも一緒だと思います。
正論やアドバイスよりも、
寄り添う気持ちが子どもの心を少しずつ開いていくと思っています。
3. 感情を置き去りにしない
技術を教えることももちろん大事。
でも、それ以上に「その子が今、どんな気持ちでいるのか」に向き合うことが、
長い目で見た時の成長につながると信じています。
「うまく言えない」からこそ、大人の関わり方が問われる。
心を育てることも、スクールの中でできる教育だと感じています。
また、学校教育だけでは教えきれない部分を担うことも、
習い事の役目だと思っています。