こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ ある日のレッスンのこと。
ある日のレッスンで、ウォーミングアップとして
“ワンバウンドリフティング” や “ボールを投げて手を叩きながらキャッチ”
といった遊びの要素を取り入れた運動を行いました。
どちらもシンプルだけど夢中になれる遊びで、楽しみながら体を動かし、
自然と集中力やボールコントロール能力、体を扱う能力も育てていくメニューです。
一通りやり終わったあとに、「最高何回できた?」とみんなに聞いていくと、
あちこちから「〇回!」「僕は〇〇回!」という声が飛び交いました。
でも中には、「絶対それ嘘でしょ~!(笑)」と
周りからツッコミが入るような回数を言う子もいました。
1. 嘘か本当かは実はどうでもいい
正直に言うと、僕はそれが“本当かどうか”はあまり重要ではないと思っています。
もちろん、誠実であることは大切です。
でも、そこでウソをついてしまう子を責めたいとは思いません。
それは、その子が「褒められたい」「すごいって言われたい」
「勝ちたい」って思う気持ちの裏返しだと思うから。
2. “結果”より“どう向き合ったか”を大切にしたい
もちろん、明らかに多めに言っているなと思う時もあります。
でも、だからこそ僕は、
子どもたちが本当に頑張っているその瞬間を見逃さないようにしています。
僕の目の前で10回続いたときには、
「今のすごかったね!やったね!」と声をかけて、心から拍手します。
そうやって、“頑張った結果”をしっかり喜ぶことで、
「本当に頑張るって、気持ちいいな」「またやってみたいな」って
思えるようになってほしいと思っています。
3. 僕が見ているのは、“一生懸命な姿”
「たくさんできた」と言いたくなる気持ちも、素直に「5回だった」と言う勇気も、
どちらもその子の大切な心の動きです。
だからこそ僕は、その瞬間瞬間を大切に見つめながら、
子どもたちと関わっていきたいと思っています。
「できた回数」じゃなく、「どう向き合ったか」。
それが、子どもたちのこれからの成長に、きっとつながっていくと信じています。