こんにちは!
豊田校の鷲野です。
▶︎▶︎ 土曜日が忙しい子の話
ある日のレッスン中、子どもが僕のところへトコトコ歩いてきて、
「コーチ、土曜日めちゃくちゃ忙しいんだよ!」と話に来ました。
突然の報告に「どうしたの(笑)」と笑いながら理由を聞いてみると、
「将棋とテニスとサッカーがあって〜」とスケジュールを教えてくれました。
1. 「全部好きだから迷っちゃう」
「すごいね!」って声をかけたら、その子は少し嬉しそうに照れながら、
「うん、でも全部好き」と話してくれました。
フットサルも、サッカーも、テニスも、将棋も、
「一番は決められない!!!!」と困って笑っていいながら、
最後には「全部一番好き」という結論を出してくれました(笑)
僕はその瞬間、めちゃくちゃ嬉しかったです。
“フットサルが一番!”と言われたから、ではなく、
フットサルがその子の「大好き」の仲間に入っていたことが、すごく嬉しかったです。
2. フットサルが「人生の全て」じゃなくていい
もちろん大好きになってもらうためにたくさん考えて、
できるだけの工夫をしていますが、
僕は子ども達に「フットサルが人生の全てになってほしい」とは思っていません。
もちろん、フットサルを大好きになってくれたら嬉しいし、
上手になって、ずっと続けてくれたらという気持ちはあります。
ただ、以前も書きましたが、それ以上に、
フットサルが「その子の人生を豊かにしてくれるひとつ」になってくれたら嬉しい。
大人になった時、大きくなった時に、
心の支えとなる生涯スポーツになってくれると嬉しいなと思っています。
習い事はたくさんあるし、楽しさの形も人それぞれ。
選びきれないほど夢中になれるものがあるって、すごく幸せなことだと思います。
3. 「好きなこと」が心を育てていく
あの日の会話を振り返るたびに、“好きなこと”に囲まれている子どもって、
本当にいい表情をしているなぁと思います。
その中に、フットサルがしっかり並んでいて、
それを僕が見守れることが、何よりの幸せです。
フットサルが心を動かすきっかけになるなら、
僕はこれからも全力で、
子ども達に「楽しい」と思ってもらえる時間を届けていきたいです。