こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール北名古屋校の木村コーチです。
冬休み短期レベルアップ教室開催まで約1週間前となりました。現在のべ140人以上(!)の方にお申込み頂いています。ご参加頂いて良かったと思える教室にするため、いつも通り全力で指導させ頂きます!
夏休みや冬休みなどの特別教室の時にいつも生徒達に話すことがあります。
それは「一生懸命練習するだけでは足らないよ」ということです。
我ながらハードなことを言っているなと思うのですが、もちろん理由があります。
今回のような特別教室に来てくれるということは大なり小なり”上手くなりたい”という気持ちを持って来てくれているのでしょう。もちろん軽い気持ちで”体験してみよう”と来る子もいますし、それはそれで全然OKです。
今までたくさんの生徒を見てきて、伸びる生徒とそうじゃない生徒の違いは「自分で工夫できるかどうか」だと私は思っています。
例えば2人1組でパス交換をする単純な練習があったとします。
1人の生徒は失敗した時に「次はこうしたら上手くできるかな」と工夫しながら練習しています。もう一方の生徒はただただ一生懸命練習しています。
どちらの子が上達が早いでしょうか?
間違いなく工夫している生徒の方が上手くなります。どちらも一生懸命練習していますが、言われたことをただこなしているのか自分で主体的に取り組んでいるのかで大きな差になります。
もちろんいきなり工夫はできません。初めは工夫の仕方もわからないのが当然です。そこはコーチからたくさんの『ヒント』が出ます。
「助走はどこから走ればいいかな?」
「1stコントロールはどこに止めたら蹴りやすいかな?」
「ボールのどこを蹴ればまっすぐ飛んでくれるかな?」
などの質問を投げかけることによって、生徒たちは自分なりに考えてくれます。
例えばインサイドキックの蹴り方などのレクチャーはしっかり指導しますが、そこからどのように発展していくかはそれぞれの工夫次第です。
例えばインサイドキックはまっすぐ後ろから助走するのが基本です。それを知っていれば「1stコントロールは相手の方にまっすぐ転がせば蹴りやすいかな」という工夫が出来ます。
基本を知っていればコーチからの質問をヒントにして自分で工夫できるようになります。
工夫しながら練習するというのはとても難しいことです。常に頭をフル回転させておかないとできません。
しかし、もしサッカーやフットサルが上手くなりたいのであれば絶対に身につけておいた方がいいことですし、出来るだけ早い年代から身につけた方が得です。
今回の冬休み短期レベルアップ教室にはどんな子が来てくれるのかまだわかりません
が、今回も生徒達にはしっかりお話しさせてもらおうと思っています。
「一生懸命練習するだけでは足らないよ」
「自分で考えて工夫しながら練習してみよう」
短い時間のなかでたくさん工夫してレベルアップして帰ってほしいなと思っています!