こんにちは!
三重県四日市校担当コーチの川島です。

1.何をもって成長とするのか
日頃、保護者の方や選手から「伸び悩み」について相談を受けることが多くあります。
「最近、なかなか上手くならない」
「以前はもっと活躍できていた」
「指導者が変わってから上手くいかなくなった」
そんな話を聞くたびに、私自身、一つ疑問に思うことがあります。
そもそも、それって本当に伸び悩みなのでしょうか?
例えば、試合で点が取れなくなった。
以前より活躍できなくなった。
周りの選手に追い抜かれた。
これらは本当に、成長が止まったことを意味するのでしょうか?
自分自身が成長していても、周りの選手がそれ以上に成長していることもあります。
技術が向上していても、相手のレベルが上がれば、以前のようにプレーできないこともあります。
また、指導者が変わったことで、これまで通用していたプレーが通用しなくなることもあります。
しかし、それは必ずしも選手の能力が下がったわけではありません。
ここで考えたいのは、「上手くプレーできていたこと」と「自分の力で上手くプレーできること」は同じなのか? ということです。
指導者から指示をもらい、その通りにプレーすることで上手くいく。
もちろん、それも大切な学びです。
しかし、環境が変わった途端に力を発揮できなくなるのであれば、自分自身で考え、判断する力がまだ十分に身についていないのかもしれません。
四日市校では、コーチに言われてから行動するのではなく、自分自身で状況を感じ取り、「気づく」ことができる選手こそ、本当にいい選手だと子どもたちに伝えています。
2.伸び悩んでいると判断しているのは誰か

そこで、伸び悩んでいると判断しているのは誰か?
選手本人なのか。保護者なのか。指導者なのか。
それぞれが求める成長や期待する姿が違えば、伸び悩みの捉え方も変わってきます。
私は、成長とは技術が向上することや試合で活躍することだけではないと考えています。
上手くいかない時に、自分で原因を考える。
失敗しても、気持ちを切り替えて挑戦する。
誰かの指示を待つのではなく、自分で判断して行動する。
そうした内面の変化も、大きな成長の一つだと思います。
上手くいかないことは、必ずしも成長していないことではありません。
考え方を変えれば、今まで気づかなかった課題に出会い、次の成長が始まるきっかけになることもあります。
だからこそ、「伸び悩んでいる」と判断する前に、一度考えてみてほしいと思います。
何をもって成長とするのか?
そして、本当に成長は止まっているのか?
なので、目の前の結果だけでは見えない成長にも、目を向けていきたいですね!
四日市校では、プレーが上手くいかなくなった時こそ、選手の振る舞いや発言にも注目しながら指導しています。
自分のプレー、仲間の様子、チームの状況、小さな変化に自ら気づき、考え、行動できること。
「言われたからやる」ではなく、「気づいたから動く」そんな主体性を持った選手を育てていきたいと考えています。