【大府校】強化クラス合格2名
こんにちは。大府校・岩倉校担当の大島コーチです。
合宿で単独で足首をひねって剥離骨折していまい、自分の年齢を痛感しています(笑)
剥離骨折から前々から傷めていたフットボーラーズアンクルというスポーツ障害にトドメを刺してしまい10日ほど松葉杖です。
さて、大府校の強化クラスに2名上級クラスから昇格しました。(実は昇格までにかかった時間は半年〜1年がかりです。それだけのレベルを身につけてもらいます。)
上級クラスを作って1年経ちました。今では大府校の生徒から8名トレセン合格できたと報告をもらいました。
年度末の紅白戦の最中にコーチがひっそりと生徒のプレーをスカウティングしました。上級クラスで確実にできるレベル身につけてほしいことをコンスタントに出せているか。
自発的なモチベーションの元にスキルを身につけ、体現できているか。
(「戦術理解」のクラス基準は一般レベルではわからないと思います。保護者の皆様に説明している時間を子供達に指導の時間にあてたいのでご容赦ください。贔屓なくパフォーマンスと精神面でコーチが判断しています。あと少しのレベルで昇格できないでいる子もいますがコーチの言葉に一喜一憂していては他者依存なのであえてそれに言及しません。またその子がいつ克服できるかはコーチが期限を言ってあげられるものではないのです。)
精神面のチェックもあります。
ここで、どんな基準かお伝えします。
《クラスの基準》
◇強化クラス
自立した考えができる(幼さがない・段々と自分でも成長していける・同じことを何度も注意されない・人のせいにしない)
パス回しの練習がこなせる技術・戦術理解レベル(ポゼッション・ポジショニング理解)
ノート提出を毎回忘れないで当たり前(書き方は指導します)
◇上級クラス
厳しい技術練習に耐えれるような本人の上手くなる気持ちが本気であること
基礎プレーの正確さ
リフティング連続100回できる
ノート提出ができる
子供にとっては中々厳しいです。
サッカー経験者からしたら上のレベルを目指すにはこの基準は「前提」に過ぎないものです。サッカーって追求すれば果てしなく難しいものです。
親御さんも子供を甘やかさず、逐一褒めず、大人扱いしてください。
日常の思考習慣がプレーの意思決定、姿勢にリンクしているからです。
なぜこんな基準があるの??
まずはレベル分けについて。
クラス分けはレベルが違う練習する目的です。
うまい子と練習すればうまくなるか?というとそうではありません。刺激をもらえる程度です。(刺激もらいたい場合、お子様本人が本気なら強化クラスを見学してください)
上級クラスの子が強化クラスに参加する状況を学校で喩えますと足し算が完璧ではないのに掛け算をやっているようなものです。
できないことだらけになり、強化は指導は「パス回しの判断が出来て当たり前」を主旨においているのでトラップ、キックを指導に時間を割いていては「パス回しの判断が出来て当たり前」以上のことを習いたい子のクラスなのに主旨がぶれてしまいます。
そうした時、トラップ、キックに時間を割くことはできず放置せざるをえない、「パス回しの判断が出来て当たり前」のチームワークをレベルが達していない子が止めてしまう ということが発生します
フットサル・サッカーはこういう仕組みで、短い時間のレッスンの中でより良い指導、子供の成長率を上げるためクラス分けをしています。
(4・5年は論理的思考の理解が脳の発達段階で難しいようです。頭いい、悪いの問題じゃなくまだ理解できない年齢ということです。たまに早熟な子やサッカーを小さいときから観戦してきている子は理解が早いケースがあります。心身の成長は個人差があるのが当然ですのであの子も上がったからうちの子も。。。という考え方は当てはまりません)
精神面の基準はなんであるの?
サッカー・フットサルはゲームです。
日本語に直訳すると遊びです。
遊びは能動的にやるものです。楽しいですから。
やらされるものでもないし、楽しさを知らない遊びなんてしません。
楽しくやりたい段階ならそのクラス(通常高学年)も用意しています。
習い事なので覚えること=学習となってしまいますが、その子がうまくなりたいと思うことはコーチが決めることじゃありません。
うまくなりたい気持ちが口だけレベルなのか、気持ちが行動に現れて自分でスキルを吸収して育っていくレベルなのかをコーチが見抜きます。
気持ちが行動に現れて自分でスキルを吸収して育っていくレベルとは??
「人のせいにする」事は「自分は間違っていない、変える気はない」という考え方です。
個人スポーツじゃないので自分の中で責任転嫁などいくらでもできます。
それでも大人になって社会に出れば本人が感じるところがあるはずなのでいいでしょう。
しかしサッカー・フットサルではいけません。
うまくなるとは自分を変える事です。
チームスポーツで自分が成長するには現状で自分のベストを出す、その改善・方法に視点を持ちたいのです。
海外では自己中心的なくらい個人主義で自己アピールがすごいですよね。
しかしその個人主義は責任の取り方も個人主義です。
チームでミスがでたのは自分のせい。
では何がかえられただろうか??と。
強化クラスの戦術理解はサッカーシーンでは県トレセンにチャレンジ・合格するレベルです。
(サッカーはフィジカル要素が重視されるのでフットサルと選考基準が異なります。)
強化クラスの子は基礎技術の精度アップを個人(自主練習)で計ってください。週1回のレッスンで反復練習に何時間もかけてあげられません。
そのための精神面の基準なのです。
優しくする部分と毅然と甘やかしていたら成長しない部分を心理学やサッカーの専門的知識から分別して子供に接しています。
サッカー・フットサルは自分で考える事ができることが当たり前、それが前提のスポーツ。小学生はそれを段々身につけさせてあげられるよう関わっていきます。
トレセンに合格したい。チームでレギュラーになりたい。その他にも楽しくボールを蹴る姿を取り戻したいなど指導のプロにお任せください。
《大府校の哲学》
今勝てる選手<将来勝てる選手 を大切に指導いたします。
日本を担う選手になってもらいたくて守備を指導します。
成長率を高めるために妥協しません。
子供本人の成長を心の中での望んで厳しい基準にしています。
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