こんにちは。
岩倉校担当の大島です。
岩倉校を開講して4月で8年目となりました。当初在籍していた子はもう成人式でしょうか。会場のフットステージ岩倉さんの施設チームのU15,18カテゴリーに3人の卒業生がいてまだ顔を合わします。
世間にフットサルが認知され始めて10年以上たち、お父さんがフットサルを社会人リーグでやっていた子なども出てきています。
この西尾張地区はサッカーはグランドが多いこともあって競技人口が多いように思います。稲沢、小牧、師勝あたりは特にスポーツ少年団が盛んです。お父さんコーチやボランティアコーチが多く支えてくださっているのでしょう。サッカーを教えられる人に出会えなかった30年前の時代に育った大島コーチにとっては羨ましいことです。昔は土のグランドでサッカーしていましたが今は条件がいいところのチームだったら人工芝で泥んこにならずにプレーできますそういった面も変わってきていますね。
親御さんは手軽にサッカーできるところがあるからそこでいいじゃないかとお考えの方もいるでしょう。楽しくやれればいいなど目的によりますし、普段仕事をされていて土日だけのボランティア指導で素晴らしい指導者もいると思います。
指導者同じだったとしても、
環境で決定的な差がでるプレーがあります。
それは「パス回し」です。
戦術面に大きく影響しているのは「地面」です。
平らな地面でしか指導できないパス回しがあるんです。
サッカーは不確定要素が多くあり結果が予測と違ってしまうこともあるスポーツですが日本のグランドはさらに不確定要素を多くしています。
土グランドでプレーすることが多いのでそれが当たり前になります。
土グランドはたまにイレギュラーしてしまい、ボールの動向を見つめる時間が長くなるのです。無意識に。
サッカー・フットサルで試合中の一瞬の攻防はほぼ無意識に行われます。ということは無意識に行える、行っていることが実力に反映しているといえます。
ピッチはプレースタイルに影響を与えることがお分かりでしょう。
現代注目されているスペインのバルセロナは地面を転がすパスを多用します。なのでホームスタジアムでは地の利を生かすため芝に水をまいて球の走りを良くします。
味方の放ったパスが足元に正確に転がってくればその間によそ見ができて状況把握に時間を使えるようになります。
一方、土グランドでは自分のドリブル中にキックしようとしても凹凸で不規則な動きをして芯を外してイメージ通りにプレーができなくなることが多々あります。
地面は競技自体を捻じ曲げてしまうものなのです。
プレーは無意識でできることを獲得していくことが重要なので、普段と試合が違っては上手くいかないに決まっています。
海外でプロになりたい子はプロの主戦場であるヨーロッパのスタイルに溶け込みやすくなるよう小さいときからいいピッチで練習したいものです。
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