先日、日間賀島に初めて行きました大島コーチです。
さて本題です。
南米の選手って個人技が巧みですよね。浮き球処理やドリブルなど自分がボールを持っているプレーが特に上手です。
子供の頃は空き地で凸凹の激しい地面で遊んでいるに違いないです。地面が凸凹ではボールを浮かばさなければ確実に届かないかもしれません。
地面は日本に似ていますが大きく違うことがあります。
ブラジルなどでは真剣に勝つことが遊びであり、やらされる子なんていません。クラブの練習にふざけにきている子はいません。もしそんな時間があったらお金を稼ぎに行っていることでしょう。貧困から抜け出し成功するために必死です。
皆真剣な中でプレーする環境。
ハングリーな分、限界を突破したパワーを出せることでしょう。
(サッカー日本代表が技術レベルは高いのに結果を残せないのは限界を突破したパワーを出せないからではないでしょうか。エリート育ちの弊害もあるやもしれません。科学的指導をしてトップレベルになればその上のレベルの戦いにおいては「精神論も必要」という意見もあるようです。)
環境が違うことは仕方がないので、では日本ではどうしましょうかというお話ですが、子ども自身が主体性を持つことです。大島コーチはこれにこだわります。
まずは「させられる」、「なんとなく」を卒業することです。
ボールを蹴ることの魅力を感じる
上達の確信を得て自信をつける
思ったプレーで成功できたときの喜び
など「好きになること」がスタートです。
楽しくて好きなことは「もっと」という欲求が出てきます。
それは自発的なもので、そこに方法・手段を学んで正しい方向性で努力していけば伸びが違ってきます。
そうした自分で乗り越えた過去がその子の財産になるはずです。
では我々大人はどのように関わるべきでしょうか?
「ほかっておく」
1、自分の用意は自分でする
自分で自分の責任を取らせることです。
例えば試合でサンダルを履いて出かけてシューズを忘れて試合に出られませんでした。
ここでお母さんが用意していたら子供はお母さんのせいにできてしまいますので、学びがありません。
2、やる気が出るまで急かさない
大人のレベルから見て「本当のやる気」を子供に見るのは中々難しいことです。
どうしても急かしたくなりますが、急かしたら言われる状態つまり「受け身」です。
大人が子供を受け身にしてしまわないようできるだけしましょう。
子供自身が主体的にしなければ望むものは得られないことを知る。子供自身の成長機会です。
例えばレギュラーになれませんでした。出たいという気持ちだけでは実力が足りないので試合に出られない。自分を変えるしか方法はないことを学ぶ機会なのです。
自分を変える方法がわからない、知りたいとなった時に専門的な指導でアドバイスを受ければいいのです。
主体性を持っていればどこで、誰と練習しても秀でてしまうのです。
逆に主体性がなければどんな指導を受けても受け身です。
なので大島コーチは本気になり始めた子には主体性を身につけるよう訴えかけているのです。
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