年代別育成目標テーマ
育成目標テーマ
名古屋オーシャンズフットサルスクールでは、年代別に育成目標のテーマを設定しております。
メリット
上記の表で記載した年代ごとのテーマを、育成・習得するためのテーマとして、各校の担当コーチがトレーニングメニューを構築していきます。
このような年代ごとの習得目標テーマを設けることは、海外の現場やチームの現場では一般的です。
メリットは各コーチや各会場ごとに習得するスキルに違いがあるということがなくなり、低年齢層からの合理的で段階的な育成を可能にするということです。
表の解説
攻撃
5人でどのように攻撃するかの考え方で、当スクールではフットサルで汎用性の高い、「3-1ピヴォシステム」をテーマにしています。
システムを仮定することで、選択肢が無数になることがなく、再現性が高くなり、生徒たちの成功体験がより実感しやすいものになり、逆に、課題について改善をしやすくなります。
※「システム」とは、選手の配置の仕方や、それを活かした攻め方、プレーの考え方です
守備
5人でどのように守備を行うかの考え方です。
共通理解を持つことで、判断基準を整えやすくなります。
戦術ユニット
上記の攻撃と守備において、5人対5人で行う攻防の中の、どこにトレーニングの目的をフォーカスするのかということです。
U-15までに5対5にはフォーカスしません。前段としての1〜3人組の攻防に必要な技術の習得にフォーカスします。
フィニッシュ
シュート、ゴール、ゴールさせるためのパスなどです。
フットサルは1チーム5人で行い、ピッチも狭いので、誰にでもゴールに関われるチャンスがあります。
ゲームの結果に与えるインパクトが大きいプレーのため、子どもの精神面の成長に大きく作用します。
トランジション
攻撃から守備、守備から攻撃へ移行するシーンのことです。フットサルのゲームの中で頻繁に発生します。
セットプレー
チームによって取り入れる形が異なる最たる項目ですが、セットプレーの中に相手との駆け引きの要素が多分に含まれるため、当スクールではセットプレーもレッスンで扱います。
特殊局面
例えば、退場者が出てプレーヤーの数が不均衡の状態や、FPをGKに代えて5人で攻めるパワープレーのことです。
この年代での獲得優先度は低いので、当スクールでは原則的にテーマにしません。
U-10から下のカテゴリーは?
当スクールでは、入会時の生徒の年齢は様々です。
幼児クラスから通う生徒もいれば小学3年生からスタートする生徒もおります。
そのような現在の生徒の皆様の実情を踏まえ、あえて上記の表にはU-10より下のカテゴリーを表記しておりません。
つまり、幼児から9歳までは、在籍する生徒たちの実際の成熟度によって、
U-10のテーマを行う場合もあれば、U-10のテーマをトレーニングするための準備のスキルを行う場合もあります。
U-15カテゴリーについて
U-12カテゴリーと内容を同じにしております。
その理由も、当スクールの実際の生徒の皆様の実情も考慮しているためです。
小学生から積み上げ、中学生になってさらに本格的にフットサルに取り組みたいという生徒には、名古屋オーシャンズアカデミーへ挑戦するという選択肢があります。
一方で、中学生になってから当スクールにご入会いただく生徒もたくさんおります。
身体的には成熟していたとしても、プレーの仕組みを正しく理解するためには、段階的に習得していく必要があります。