【NAS大高校】5月のトレーニングレポート

2019年5月29日

こんにちは。

名古屋オーシャンズフットサルスクールNAS大高校コーチの木村です。

5月のトレーニングレポートです。NAS大高校は4週単位でトレーニングテーマを設定しています。

生徒たちはもちろん普段練習を見ることができない保護者の方も「こんな練習をしたんだなぁ」と言った感じで見て頂ければと思います。

 

【月曜日】

◇U-10セレクションクラス

メインテーマ:デュアリティの向上
サブテーマ:パス&コントロールの質向上

デュアリティとは双対や双対性という意味で、わかりやすく言うと2人組のコンビネーションのことです。

生徒たちには「双子のようにプレーしよう!」と言うキーワードで指導しました。

バックドア、ワンツー、パラレラの3つを基本とし、繰り返し(主にウォームアップで)パターン練習をしました。

特にバックドアのタイミングがとても良くなりました。

2人が同じイメージを描いてプレーし、それが表現できた時の爽快感はフットサルの醍醐味の1つでもあります。

マーカーがついてきた場合の次のアクション、ボールをもっている選手が意図的にナナメのドリブルを入れるアイディアはこれからの課題ですね。

ゴッツ、リュウトが特に伸びてきていると感じています。

 

◇U-12セレクションクラス

メインテーマ:デュアリティの向上
サブテーマ:パス&コントロールの質向上

U-10と同じテーマですが、3倍以上のバリエーションをトレーニングしました。

バックドア、ワンツー、パラレラ、アラコルタ、クロスオーバー、カーテンからのパラレラ、ピヴォターン。

ざっとこんな感じです。

特に最初の2週で色々なパターンを知識として取り入れて、残りの2週は「クロスドリブル→バックドア」をきっかけにした崩しのプレーモデルを落とし込みました。

型にハメるのではなく、あくまで「認知→判断→実行」のプレーサイクルの最適化を意識しつつ、今月は新たなプレーイメージを個々に植え付けることが目的でした。

元々スペースに応じて攻め手を変えられるアドリブ力が高い生徒が多いクラスですが、共通のプレーモデルを持ったことで結果的にアドリブ力が生きていた印象です。

特にカンタ、エイヂの成長を強く感じました。タカトラはキック精度にさらに磨きがかかっていますし、ロトはギリギリで判断を変えるアドリブ力が素晴らしいです。

他の選手も自信を持ってプレーできています。

 

【水曜日】

◇ルーキークラス

メインテーマ:切り返し(インサイド、アウトサイド)
サブテーマ:思考力の向上

アップで思考力を楽しみながらトレーニングして、その後は切り返しの反復練習、1対1という流れで5月はトレーニングしました。

4月に比べるとみんなしっかり話が聞けるようになってきたので、練習効率が上がり、成長スピードも高まっていると思います。

「切り返し」は先月からの継続したテーマですが、想定以上にみんなできるようになりました。

アウトサイドの切り返しが、対人の中でもできる生徒はまだ少ないですが、元々先を見据えて取り入れたものなので想定内です。

課題はゲームイメージの欠如ですね。つまり「フットサルってどういうもの?」というイメージがないので、「ゴールを奪うために攻める」「ゴールをさせないために守る」という原理原則に合わないプレーがまだまだ多いです。

順を追って教えていきますが、原理原則を理解する1番のトレーニングは「実際の試合を見ること」です。

年間パスを利用してどんどんオーシャンズの試合を観てください(AbemaTVやYouTubeでも観れます)。

ミナトは運動能力の高さがプレーに好影響をもたらしています。オウタロウは足首が柔らかいので良いドリブラーになれると思います。

 

◇低学年クラス

メインテーマ:1対1の突破
サブテーマ:思考力の向上

こちらもアップで思考力を鍛えるトレーニングを毎回入れています。

フットサルは「見て→状況を分析して→何をするか決断する」のサイクルが、めちゃくちゃ早いです。

求められるシンキングスピードは、同年代のサッカーと比べて比較にならないほど早いと思います。

特に大高校の狭いコートは、その傾向が顕著で”育成”という観点からするとそれは大きなメリットと言えます(大高校からたくさん選抜チームに合格する理由の1つです)。

昨年度まではシンキングスピードの向上は、大高校のコートサイズが自然にもたらしてくれる恩恵という範疇にとどまっていました。

今年からはシンキングスピード(=思考力)に能動的にアプローチすることにしました。

NAS大高校の育成目標『賢くて上手い選手の育成』の実現のためのアクションです。

効果は確実に現れています。

特に3年生たちの成長は目を見張るものがあります。

1対1の突破をテーマとしながらも、今月はより実戦的に2対2などの中での1対1にフォーカスしました。

ディフェンスが奪いにくるアクションに対する反応が2ヶ月前よりも確実に早くなっています。

シザーズなどで自分からアクションを起こせるようになるともっと良くなります。

これからが楽しみです。

1年生たちも個性を発揮し始めました。コウシは抜群の運動能力がドリブルに生きていますし、アツトは「上手くなりたい!」という強烈な意思が切り替えの早さに繋がっています。

他の子達もどっぷりフットサルにハマってくれているので、絶対にこれから伸びてくると思います。

 

◇高学年クラス

メインテーマ:保持局面のプレー
サブテーマ:パス&コントロール

先月のテーマ『パスを受ける前の認知力向上』との関連性が高く、ゲームで上手くいっていかった保持局面でのプレー改善をメインテーマにしました。

保持局面とはボールを持っている選手がプレスを受けている(前進できない)状況のことで、保持局面のチームの目的は「ボールを奪われない」ことになります。

 

「サポートの質を高める(タイミング、ポジション、声)」「パスを受ける前の認知」の2つを主に指導しましたが、5,6年生はかなりできるようになりました。

4年生も徐々に慣れてきて、落ち着いて考えればどう動けば良いかわかる段階まで成長してくれました。習慣化までには至りませんでしたが、順調だと思います。

「できるだけ2回連続で保持のパスをしない」をキーワードにし、サポートに入った選手が次の展開をイメージしておくことを求めましたが、良い縦パスが入るようになってきました。

先月の『パスを受ける前の認知力向上』が生かせています。

ケイト、レオンは特にそういったプレーが、上手ですね。カケルは良いイメージはあるのでキックが安定すればもっと良くなります。そのためには軸足の位置が大切です。

 

【金曜日】

◇幼児クラス

メインテーマ:ボールにたくさん触る
サブテーマ:思考力の向上

サブテーマの思考力の向上は幼児クラスを立て上げた5年前(最初は豊田校でした)から変わらないテーマです。

幼児クラス出身の先輩たちが小学生になってメキメキ実力を伸ばしていることが、この時期に思考力を鍛えておくことの有用性を証明していくれています。

年中さんが多く人数も幼児クラスにしては多いので、当初はどうなるかな?と思っていましたが、わずか2ヶ月でしっかり練習に集中できるようになりましたね。

親御様のご家庭での教育のおかげだと思います。ありがとうございます。

練習内容としましては、とにかくたくさんボールに触りつつ、自分が行きたいところにボールと一緒に進んでいくトレーニングをしました。

練習だと悟らせないような練習メニューで(笑)、気づいたら上手くなっているというのを理想にしましたが、想像以上に成長してくれました。

来月も同じようなアプローチをしつつ、色々なボールタッチを練習していきたいと思っています。

 

◇低学年クラス

メインテーマ:1対1の突破
サブテーマ:思考力の向上

水曜日と同様のテーマです。レベルに差がないので練習メニューもほぼいっしょです。

シンキングスピード(=思考力)に関するアプローチは前述の通りですが、ドリブルスキルの向上も今年度の新たなアプローチの1つです。

もちろん昨年度もドリブルは大切にしていましたが、どちらかというとボールタッチやフェイントの練習というよりは、1対1などの対人練習の中で自然に技術を高めていくという手法で育成してきました。

一定の効果はあったと思いますが、今年度は更にもう一歩踏み込んで1つ1つのボールタッチやフェイントのポイントをしっかりとトレーニングしています。

理由はたくさんありますが、1つはルーキークラスができたことでレベルが均一化されたことで、より一層深いレベルまで指導する余裕ができたこと。

豊田校のクラッキ育成クラス、ドリブル強化クラスの指導を通して私のドリブル指導の知識が深まったことが大きな理由です。

フットサル・サッカーにおいてドリブルは1つの要素に過ぎません。

「育成年代はバランス良く全ての要素をトレーニングするべき」という私の信念にブレはありませんが、上記のような理由でドリブル指導に時間を割いても他の要素の指導の質が下がらないと判断しています。

わずか2ヶ月ですが確実に効果を実感しています。このトレーニングを1年間継続したら、とても面白いことになると思います。

エイタはトップスピードに近い状態でもボールコントロールが乱れないのが素晴らしいです。駆け引きが上手くなればさらに良くなると思います。

トウジは独特な賢さを発揮しています。ボールを自由に扱えることができるようになればその賢さがもっとプレーの中で生きてきます。

たくさんボールに触れてください。

 

◇高学年クラス

メインテーマ:保持局面のプレー
サブテーマ:パス&コントロール

高学年クラスも水曜日と同様のテーマです。

先月1ヶ月を通して練習した「パスを受ける前に裏と逆サイドを見ておく」という認知のスキルが、保持局面でしっかりと実行できているのはまだ一部ですが、裏を見ておくことはほぼ全員がクリアできています。

まだ無理やり裏へのパスを選択してしまうとシーンが多いので、裏が無理なら逆サイドへの展開にすぐに切り替えられるようになるともっと良くなります。

4月はメンタル的に良い状態とは言えなかった4年生たちも落ち着いてプレーできるようになっています。

3年生の間に高学年クラスに上がる準備はトレーニングしていますので、落ち着いてやれれば技術的には問題ありません。

複雑な練習内容はそれ自体が思考力を鍛えるためのトレーニングです。

「パスしたら終わり」「奪ったら終わり」ではなく、常に切り替え要素があるのも高学年クラスの練習メニューの特徴で、実戦に近い形でのトレーニングの中で技術と賢さを養っています。

ショウタは入会して1ヶ月ですが、すごいスピードで進化しています。

これからも期待しています。

 

 

例年通り2019年度も新しい育成手法にチャレンジしています。

毎年指導法をバージョンアップしていく中で感じるのは、未経験で入った生徒たちの成長速度の速さです。

特にNAS大高校は未経験の子が入ることがとても多いので、その重要度は高いです。

未経験で入った生徒が選抜チームでバリバリ活躍していたり、サッカーチームと掛け持ちしている生徒と普通にわたり合っているのを見ると、練習の効果がよりわかりやすく実感できます。

1年後にこの生徒たちがどのように成長しているのか??

本当に楽しみです。

 

 

 

 

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