こんにちは〜
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
桑名校コーチの下畝地です!
▶︎ 中学生の頃の実体験
僕は中学から本格的にサッカーを始めて、その中学がたまたま当時は強豪校でという感じでした。そんな僕は中学1年生の4月に虫垂炎がかなり進行した状態で発覚したので中学1年の1学期は登校することもほぼありませんでした (5,6月は入院や通院生活でした) 小学生の頃からサッカーを見ることは好きだったので自然の成り行きでサッカー部には入部して、夏休みのトレーニングから参加したのですが最初は走れない、基礎体力はないで本気でヤバいなって感じていました (笑) しかし、サッカーを見ることはとても好きだったのでリアルなトレーニング×観戦による戦術眼UP?の相乗効果で次第に実力も付いてきたと記憶しています。
そんなある日のトレーニング、夏休み明けの新チーム発足後すぐのことだったと思います。僕はA,BチームでいうところのBチームのトレーニング中でした。1vs1の攻撃のトレーニングでマシューズフェイントをやってみようかな〜という感じでマシューズを連続で2,3回仕掛けてからシュート、ゴールの流れだったと思いますがとても上手くいきました。そしたら遠くから僕の名前を呼ぶ声が。言葉悪いですが、鬼軍曹と感じていた監督が大声で僕をAチームのトレーニングに来いと呼び寄せました (僕が通っていた中学は漫画のようなことが平気で起きるやんちゃ中学だったので、それを押さえつけるための強面タイプの先生が多かったです。そのうちの1人がサッカー部の顧問でした)
呼ばれた瞬間は正直、「うわ、まじか、、あんなところからこっちの練習見とるんかい」って本気で思って、かつ、「プレーは上手いけどあんなやんちゃな先輩達と一緒にプレーするのヤバいでしょ」とも思いました (笑) ただ、チャレンジすればそれを分かってくれる人はいるんだなということも瞬間的に理解しました。
▶︎ 一瞬を見逃さない大人がいるということが大切
見ているものは同じでも感じ方は人それぞれだと思います。例えば同じ道を歩いていても仕事が自動車関係のAさんには自動車のことが目に飛び込んでくるだろうし、飲食関係のBさんにはやはり飲食店などの情報が目に入ることでしょう。
それと同じで鬼軍曹だった監督は「成長のきっかけであるチャレンジする瞬間」が目に飛び込んでくるアンテナを張っていたのだと思います。今振り返ればとても良い指導者の方でした。怖かったですが子供ながらに愛情をかけられているということも十分に伝わっていました。
同じ状況下であっても僕がチャレンジした瞬間を見抜ける人、見抜けない人に分かれるということが今なら分かります。そして10年経った今でも僕がその当時のことを覚えているということが、指導者がどれだけ子供の成長にインパクトを残すのかということに対する証拠です。
子供がチャレンジした瞬間をわかる人、そのチャレンジを子供の前で認められること。これをされるだけで子供というのはグッと伸びていきます。桑名校の環境が僕が感じたようにいつか子供達が大人になってふと思い出せる環境になってくれたら嬉しいです。