こんにちは。桑名校コーチの下畝地です!
悪口を言われ慣れてる子って、周りに対して悪口を言う子に育つと思いませんか?
1. ネガティブな言葉で育てられた子は、周りに対してもネガティブな言葉を言うようになる
2. サッカーの上手さよりも大切にしたい人間性
3. 指導者と選手は上下の関係ではない。リスペクトの関係性。
ネガティブな言葉で育てられた子は、周りに対してもネガティブな言葉を言うようになる
悪口を言われた子は、悪口を言う子に育つ。
指導の現場でもミスに対して指導者からネガティブな言葉をかけられている子は、仲間がミスをした時にもキツい言葉で責めるようになる。
本当は悪口やキツい言葉を使う子ではなかったのに、サッカー現場や他の習い事、学校環境でそういうことを覚えてきて平気で言うようになる。
そんなことになったら悲しくないですか?
サッカーの上手さよりも大切にしたい人間性
サッカースクールだから、フットサルスクールだから、チームだからって、上手くなればなんでもいいなんてことはありません。
人生においてサッカーの上手さなんてこれっぽっちも大切なんかじゃありません。実際にサッカー選手になった人たちの引退後の生活、上手くいっていない人がとても多いって知っていましたか?
サッカーの上手さはサッカー界でのみ通用する話。社会で生きていくにはそれよりももっと大切なことがたくさんあるはず。
どうせやるなら厳しい環境でと思い、ネガティブな言葉が平然と飛び交う環境に送り出す。しかし、そんなことが大人になった時の方向性を決定づけることになるかもしれません。それくらいのことを理解して皆さんは習い事の環境を選べていますか?
指導者と選手は上下の関係ではない。リスペクトの関係性。
人間に上下はないと思っています。大人も子供も、指導者も選手も。
お互いの存在を認めリスペクトを持って接するべきで、選手への言葉の乱暴な扱いを見ながらもそこで続けさせるなら、それはもう親の皆さんもそのことを肯定していると同じです。
人間的なおかしなことは指導の現場でもダメなんですよ。サッカーコートに入ったからって言葉が乱暴になる大人なんて子供の前に立つ資格はなく、知識がないことを怖さで武装する偽物指導者と思います。
その子を育てるのは周りの人間達。良い影響が与えられるような環境でプレーすべきと思います。その選択権を握っているのは親の皆さんなんですよ?