こんにちは!愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールの知多校です。
サッカーやフットサルはもちろん、あらゆるスポーツにおいて反射神経の良さは、良いパフォーマンスを発揮するための鍵となります。
反射神経は生まれ持った資質ではなく、トレーニングによって鍛えることができる能力です。
今回は、反射神経とは一体どんなものなのか?や、手軽に反射神経を鍛えられるトレーニング方法についてお伝えします。
反射神経とは?
「あの子は反射神経がいいね!」
「あのプレーは反射神経がいいからできるんだよ!」
などと、『反射神経』という言葉はよく耳にするのではないでしょうか?
しかし実は、反射神経という神経は存在しないのです。
では、反射神経とは一体何をさすのでしょうか?
反射神経と似た言葉に『反射』というものがあります。
これは、意識とは何らかの刺激に対して反応を起こすことをいいます。
熱い鍋を触ってしまったとき、咄嗟に手を引っ込めるといった反応が反射です。
『脊髄(せきずい)反射』とも呼ばれており、体が受けた刺激の情報を脊髄で折り返して筋肉が反応する現象です。
通常、外部からの刺激は感覚神経を通して脳に伝わり、脳から筋肉を動かす信号を送ります。身体に危険がある場合などは、その時間を短縮するため脳ではなく脊髄から反応指令が出ます。
『反射』という言葉が入っていますが、反射神経は脊髄反射のことではありません。
たとえば、飛んできたボールを咄嗟に避ける場合
目(視覚)でボールが飛んでくるのを見る⇒感覚神経で情報を脳に送る⇒脳が行動を選択⇒運動神経を通して筋肉に命令⇒筋肉が動いてボールを避ける
という情報伝達がおこなわれています。
反射神経とは、この感覚神経⇒脳の判断⇒運動神経という伝達のスピードのことを指しています。
そのため、反射速度や反応速度と表現されることもあります。
反射神経・反応速度を鍛えるには?
反射神経・反応速度を速くするためには、神経系を発達させることが重要です。
そして、この神経系の発達はおおよそ12歳で100%(それ以上は成長しない状態)になるといわれています。同時に、12歳ごろまでは神経系が大きく成長する時期でもあります。
反射神経・反応速度を鍛えたいと考えるならば、ゴールデンエイジと呼ばれる12歳ごろまでにしっかりと神経系を発達させるようにしましょう。
先ほどもお伝えしたとおり、反射神経とは感覚神経⇒脳の判断⇒運動神経の伝達スピードです。これを鍛えるためには、失敗しても良いので繰り返しその動作をおこなうことが必要です。
反応をするための神経を繰り返し使うことで神経が鍛えられて神経が太くなり、情報を速くたくさん送れるようになるイメージです。
また、目から入る情報(視覚情報)を元に脳が処理をおこなうことも多いので、動体視力を鍛えることも有効です。
動体視力とは、動いているものを目で認識する能力のことです。
反射神経や動体視力を鍛えるための具体的なトレーニング方法については、次の章でお伝えします。
反射神経・動体視力を鍛えるトレーニング
ここでは、サッカーの練習など特定のスポーツの練習以外で、反射神経や動体視力を鍛えることができる簡単なトレーニング方法をお伝えします。
移動中にできるトレーニング
電車やバス、車などの乗り物で移動中にできるトレーニングです。
トレーニング方法は窓の外を眺めるだけです!
ただし、ぼんやりと景色を眺めているだけではトレーニングになりません。
たとえば、看板や標識の文字を読む、すれ違う車のナンバープレートを読む、営業車やトラックの車体に書かれている文字を読むなどしてみましょう。
また、駅で電車を待っているとき、通過する電車に乗っている乗客を見ることでもトレーニングができます。このとき顔は動かさず目だけで動きを追うようにするとより効果的です。
ただし、周囲に気を配り安全に留意するようにしましょう。
家でリラックスしているときでも、顔を動かさずに眼球を素早く左右に動かして2点の焦点を合わせるトレーニングもあります。やり過ぎると目眩を起こすこともありますので注意してください。
親子でできるトレーニング
ボールを使って二人でおこなうトレーニングです。
壁で跳ね返ってきたボールをキャッチ方法でトレーニングをおこないます。
ボールをキャッチする人は、壁から3メートルほど離れて座ります。ボールを投げる人はキャッチする人の後ろに立って壁にボールを投げます。
キャッチする人はボールを投げる瞬間をみることができないため、ボールを確認してからキャッチする動作までを素早くおこなう練習になります。
ボールを投げるスピードや壁との距離を変えることで難易度を調整してください。
壁を使ってトレーニングをすることが難しい場合は、キャッチする人の上からボールを落とす方法もあります。
キャッチする人が座り、ボールを落とす人はその後ろに立ちます。そして頭の上からボールを落とし、落ちてきたボールをキャッチします。
このとき、座っている人はできるだけ正面をみているようにしましょう。
壁を使ったトレーニングと同じように、ボールが落ちてくるタイミングがわからないため、目で確認してからキャッチするまでの動作を速くするトレーニングになります。
全身をバランス良く動かすトレーニング
反射神経を鍛えながら、全身をバランス良く動かすことができるトレーニングはダンスです。
ダンスでは、足や腕だけでなく全身をバランス良く動かすことができます。
音楽に合わせてタイミングよく体を動かしたり、見本のダンスを目で確認して同じような動きをしたりと、感覚神経と運動神経の伝達をスムーズにおこなうことが必要になります。
繰り返しダンスの練習をすることで、体を思い通りに動かしやすくなります。
遊び感覚で楽しむトレーニング
スマホのゲームでも反射神経を鍛えられるアプリがあります。
たとえば数字を探すものや、落ちてくるものをタップしていくようなゲームです。
「反射神経」で検索をすると、様々なアプリが探せますので、気になったものにチャレンジしてみてください。
楽しく続けられるよう、様々な工夫がされているものもあります。隙間時間でも楽しんでトレーニングができます。
ただし、スマホゲームのやり過ぎには注意してくださいね。
反射神経を鍛えてスポーツの動作に生かそう
反射神経とは、目でとらえた情報をはじめとした感覚情報を脳を経由して体を動かす筋肉へと伝達するものです。これをスムーズかつ素早くできることが『反射神経が良い』といわれる状態です。
つまり、反射神経を鍛えることで、ボールを受けてから次の動作への動きが速くなったり、相手の動きを見てボールを素早くカットしたりする動作に生きてきます。
そして、反射神経は日常の中の簡単なトレーニングで鍛えることができます。
移動時間や隙間時間を有効に使って反射神経を鍛えましょう。
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