こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
飛び級を勧めるときはかなり慎重にアプローチしています!
飛び級は誰のため?
同学年だと力を持て余しているように見える時、保護者の皆さんはこのままでいいのだろうか?上の学年の子達とやらせてあげたほうがいいのでは?と考えると思います。
結論としては飛び級した方がいい時もあるし、しない時がいい場合もある、ですね。
桑名校では保護者の方から相談があった場合には “子供自身が” 僕との会話の中で自ら「飛び級したい」と言えればOKとしています (もちろんプレーレベル、メンタルレベルが基準に達している場合です) 僕から飛び級した方がいいと感じた場合にはそれとなく「もっと上手い子達と一緒にやりたい?」って聞きます。それで好感触なら保護者の方に相談します。
なぜ全ての飛び級を認めないのかの理由は下にまとめました。
飛び級あるある
飛び級あるあるとして、まず多いのが楽しくなくなるということ。子供ってシンプルに沢山ゴールを決めることが嬉しかったり、友達とプレーできるのが嬉しかったりするんですよね。
それなのにいきなりあまり知らない上手い子達とプレーする環境に飛び込むのは心が追いつかない場合もあります。
全開でプレーできない環境は自分を苦しめるだけですよね。子供が望んでいない飛び級は何の意味もありません。むしろ逆効果です。
高いレベルでプレーさせたいことは重々承知ですが、お子さんが自ら「上でやりたい」と言うまではひたすら我慢です。その反対で上手い子達の環境にどんどん飛び込める子は逸材です。お子さんのメンタルを尊重してガンガン戦わせてあげてください (笑)
子供ファーストで考えてあげてください
プレーするのは子供達で見ているお父さんお母さんではありません。
コートの中の選択肢は子供たちに持たせてあげませんか?子供ファーストの考え方できていますか?
僕の理想は僕の頭の中で思い描くプレーを、子供たちが超えていくことです。想定内に収まることをいいと思っていません。期待通りの結果になることを良しとしていません。もっと大きな存在になってほしいんです。
大人が無理やり飛び級させても大して上手くなんかなりませんよ。それよりも思いっきり楽しんでプレーする中で飛躍するお子さんを望みませんか?きっとその方が見ていても楽しくなると思いますよ。お子さんの成長を大局観で考えてあげてください!!