こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
サッカー/フットサルで得る学びは「勝利の喜び」だけではありません。
本当の意味で勝利主義を否定したい
サッカー/フットサルから得ることが出来る学びは「勝利の喜び」だけではありません。
僕は本当の意味で勝利主義を否定したいです。
桑名校ではレッスン終わりに基本的にはコートを開放しています。残りたい子供たちが自由にボールを蹴っているのですが、ここにスポーツの醍醐味が詰まっているなぁといつも感じます。
みんなに声をかけて自由に試合を楽しむ、チーム分けだって上手いことしているように見えるし、独りよがりだとうまく遊べないことも勝手に理解していく。勝利しか見えていない人は大切なことを忘れていると思いますね。
いとこに聞いた「なぜ、サッカー楽しい?」
僕には中学生のいとこがいます。
彼が小学生の時に僕の母親がどうしてサッカー楽しい?って聞いていたんですが、「友達と一緒にやれるから楽しい」ってその時答えていました。
上手くなることは?って聞いても、「いや、友達とやってるってことが楽しいんだよ」って言っていました。愛知県に住むいとこは自チームで県大会を勝ち抜き東海大会に出たり、中学も強豪のチームに進みました。自分から見てもかなり実力あるように見えます。
そんな子でも「勝利」が一番の理由にはならないんですよね。全員がプロを目指さなくてもいい、楽しみ方はそれぞれでいい。だったら指導者も色々な楽しみ方を伝えられるスキルが必要ですよね。サッカー界に足りていないのは選手ではなく、指導者だと思います。
勝ちたい子は勝ちたい子とやればいい
少年サッカーの環境ではよくリーグ戦のメリットが言われています。
負けたら終わりのノックアウト方式の大会ではなく、毎週のリーグ戦の方がいいのではという考え方でしょうか。
ただ、自分はこれに意見を付け加えたいです。それは実力を考慮したリーグ分けをすること。ただ地域でまとめただけのリーグ戦では結局大敗するチームが生まれるだけです。勝利に目覚めていない子達が大敗することはトラウマにしかなりません。勝ったチームも気持ちよくないでしょう。
勝ちたい子達は勝ちたい子達と試合をすればいい。その方がレベルアップも早まります。みんなに平等に試合の機会を、みんなにふさわしい指導の機会を。当スクールがその一端を担えれば嬉しいです。