こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
「僕は出来ないと思う」そうやって殻に閉じこもってしまうのは、子供だけのせいではないと思っています。
なぜ殻に閉じこもってしまうのか?
「うちの子はまだまだ下手なんで」とか「足遅いからとか」、サッカー/フットサル以外だと「人前で話すことが苦手」や「恥ずかしがり屋」とか…
子供の前で平気でそんな言葉をかけてしまうと、自分はそういう存在なんだって感じてその通りに振る舞うことでしょう。
なぜ、可能性を見出すような言葉をかけてあげないんですか?なんでもっと楽しく取り組めるようなことを言ってあげられないんですか?
「うちの子はいつも殻に閉じこもっているんですよ」そんなことまさか言っていませんよね?お子さんに殻を破る勇気がないように見えるのは、その大人の言葉を聞いてしまっているからだと思いますよ。
一体何を教えられていたの?プレーが楽しくなさそうな子供達。
どんな言葉をかけても心がシャットダウンしているように見える子が時々います。褒めているのに表情を見ても心ここに在らずに見える。全くプレーが楽しそうじゃない。
きっと以前に大人からかけられた言葉で傷ついたことがあるんだろうな、そんなことを想像してしまいます。傷つくのは二度と嫌だから、それならいっそどんな言葉も受け付けないように心を閉ざしているのではないでしょうか。
学校でも、家でも、スポーツでも、他の習い事の環境でも。その分野だけに通用するような特別なことなんて存在しません。例えば子供が家事を率先して手伝ってくれた時って皆さん「ありがとう」って感謝するだろうし「凄いね」って褒めると思うんです。それが習い事になった時どうでしょうか。大人ってちょっとしたことでも子供に小言言ったりしていませんか?もっとこうすればいいのにって。
お子さんの習い事、”スキル” ではなく “成長” の点でもっと見てあげませんか?始めた頃に比べたらすごく逞しい姿に変わっていると思いますよ。もしかしたらお子さんは他の子に比べてスキルの伸びは遅いかもしれない。けど、一生懸命楽しんで取り組んでいること自体がその子自身を完璧に生きている証拠であってもっと誇ってあげるべきことだと僕は思います。
周りからの評価で “自信” の持ちようが決まる
昨今セルフトークの重要性が言われていますよね。結局自分自身の声を一番聞いているんだと。そしてそれに染まるように行動していくと。
「僕はできるんだ」そう自分に言い聞かせている子はきっとできると思います。
そんなセルフトークですが、それを作るのって結局は他人の評価でしかないと思っています。誰かが認めてくれたから自信が持てたり、褒められたから僕ってこれができるんだって気付くことができる。
悩むのは楽しんだ先のことでいい。まずは一生懸命になって取り組むこと、挑戦できることが重要だと思います。まだ人生始まって間もない子供達。そんな子たちの心の状態を自信で溢れたものにしてあげませんか?