こんにちは!愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールの大府校です。
『セルフトーク』という言葉を聞いたことはありますか?
大事な試合を目前にしたとき、心の中でどんなことを考えていますか?
考えていた通りに動くことができなくて失敗したときはどんなことを考えていますか?
様々な場面で自分自身にかけている心の声のことをセルフトークといいます。
セルフトークの使い方によって、すばらしいパフォーマンスを発揮できるようになったり、逆にうまくチカラを発揮できなかったりしてしまうのです。
今回は、自己肯定感を高めてなりたい自分になるためのセルフトークについて例文を交えてお伝えします。
セルフトークとは
セルフトークとは自分の心の中の声です。
試合前に「今日はがんばるぞ!」とか「うまくできるかな…不安だな…」など、心の中や、時には声に出してつぶやいていることはありませんか?
こんなつぶやきがセルフトークです。
人は1日に4万~6万回もセルフトークをしているといわれています。
そんなにたくさん独り言を言ってないよ!と思うかもしれませんね。
実は、意識できるセルフトークだけでなく、無意識におこなっているセルフトークもあるのです。
意識をしていなくても、心は色々なことを感じて考えてつぶやいているんですね。
そして心の声を聞いているのは自分自身です。
意識下、無意識下を問わず、たくさんの心の声を聞いているため、私たちの思考や感情、行動、判断などが影響を受けます。
練習試合のときミスをしてしまったとき、心の中でどんなことを考えますか?
「自分なんてダメだ」
「ミスしたなんて最悪だ」
「次も失敗したらどうしよう……」
こんな風に考えてしまいますか?
「練習試合で弱点を見つけられて良かった!」
「ここを工夫すれば次はバッチリだ!」
「あと少しできっとうまくできる!」
こんな風に考えているでしょうか?
セルフトークには「ネガティブなセルフトーク」と「ポジティブなセルフトーク」があります。
そして、ネガティブなセルフトークが多いと思考や行動などがネガティブに、ポジティブなセルフトークが多いと思考や行動などがポジティブになっていきます。
ミスをしたとき、ネガティブなセルフトークをしていると同じようなミスを繰り返してしまいやすくなり、ポジティブなセルフトークをすると気持ちを切り替えてプレーできるようになるのです。
無意識に起こるセルフトークを変えることは難しそうですが、意識的にセルフトークをコントロールすることで、考え方のクセを変えることができます。
セルフトークの2つの効果
セルフトークには2つの効果があります。
1つ目は 自分自身に対して影響を与える効果
2つ目は 自分以外の人に影響をあたえる効果
自分以外の人にも影響を与えられるのは、自分自身を勇気づけるためのポジティブな言葉を声に出して言うことで、周りの人も勇気づけることができるからです。
例えば、試合で厳しい状況になったとき
「ここまでたくさん練習をしてきたんだから、練習通りにプレーすれば大丈夫だ!」
と声に出して言うことで、自分自身を勇気づけると共にチームの仲間にも勇気を与えることができますよね。
同じ場面で「もうダメだ…」とネガティブな言葉を声に出したらどうなるでしょう?
自分自身のモチベーションが下がるだけでなく、チームの仲間の士気も下がってしまうでしょう。
普段からポジティブな言葉で自分と周りの人にプラスの影響を与えていくメンタルトレーニングを『テストルーティーン』といいます。
テストとは、
Two(ツー)
Efect(エフェクト)
Self(セルフ)
Talk (トーク)
の頭文字を取った言葉で、2つの効果を持ったセルフトークをすることを習慣にしていこうという意味です。
それではもう少し詳しく2つの効果について見ていきましょう。
自分自身に対して影響を与える効果
スポーツにおいて、ネガティブなセルフトークをするか、ポジティブなセルフトークをするかで発揮できるパフォーマンスが変わります。
ネガティブなセルフトークをしていると、不安によって上手く体が動かなかったり、極度に緊張して本来のチカラを発揮できなくなったりします。
ただし、人はネガティブなセルフトークをする傾向が高いため、普段からポジティブなセルフトークを意識するメンタルトレーニングをしていくことが必要です。
また、セルフトークは自分自身がどんな人間なのかというセルフイメージつくる上でも影響を与えます。
自分以外の人に影響をあたえる効果
ポジティブなセルフトークを声に出して伝えることで自分以外の人にもポジティブな影響を与えることができます。
スポーツの試合で、ホームグラウンドのチームの方が勝率が高いという話をきいたことはありませんか?
慣れている場所だからという理由もあると思いますが、応援の声が多いことも理由のひとつです。ファンの「頑張れ!」という声が選手のモチベーションを高めてくれるのです。
チームの仲間のポジティブな声がけも仲間のチカラになります。
そして試合のような特別な場面だけでなく、普段から自分以外の人への影響を考えてセルフトークを伝えていくことで、自分以外の人の意識が変化し、その人のセルフイメージをポジティブに変えるきっかけにもなります。
仲間から「ダメだ」と言われ続けるよりも「いいね!」と言われる方が自信に繋がりますよね?
自分の言葉が周りの人に影響を与えることを意識してポジティブなセルフトークを使っていくようにしましょう。
セルフイメージとは何か?
セルフトークによってセルフイメージが変わってきます。
セルフイメージとは、自分自身が思い描いている自分のイメージです。
自分自身で自分をどんな風に評価しているのか、とも言い換えることができます。
「やればできる」というセルフイメージを持っている人は、どんどんチャレンジをして、失敗しても諦めずに挑戦し続けていくことができます。
「不器用だから無理」というセルフイメージを持っている人は、なかなかチャレンジができず、はじめても失敗するとすぐに諦めてしまいます。
同じ場面であったとしても、セルフイメージが違えば思考や行動が違ってくるのです。
セルフトークの4つのSTEPと例文紹介
ここからは具体的にどんな風にセルフトークをポジティブにしていけば良いのかを説明します。
STEP1:セルフトークを書き出す
まずは普段のセルフトークの観察をします。
自分がどんなセルフトークをしているのかをノートに書き出していきましょう。
朝起きたときから寝るまで、場面ごとに心の声を思い出して、思いつくままにどんどん書き出します。
言葉だけではなくどんな場面でのセルフトークだったのかもメモしておくとわかりやすいでしょう。
STEP2:ネガティブなものとポジティブなものに分別する
書き出したセルフトークをネガティブな内容とポジティブな内容に分別していきます。
ネガティブなセルフトークが多いとショックを受けるかもしれませんが、人は基本的にネガティブに考えてしまいやすいので気にすることはありません。
そして、ネガティブなセルフトークの場面や状況を思い出して共通点を探し、ネガティブになる原因について考えてみましょう。
もしかしたらネガティブなセルフイメージが隠れているかもしれません。くとわかりやすいでしょう。
STEP3:ネガティブな自分を肯定的に受け止める
自分のセルフイメージの分析ができたら、ネガティブな今の自分を肯定的に受け止めるようにします。
「ダメだ」というイメージを「バッチリだ」と思い込もうとしても、無意識に抵抗を感じてうまくいきません。
例えば「ダメだ」と感じている部分があったら、「こんな風に頑張っている。少しずつ良くなっている」と少しずつ肯定的に変化させるようにします。
もしも誰にも褒められないとしても、昨日の自分よりも成長しているのならば、自分で自分を褒めてあげてください。
少しずつポジティブなセルフトークに変えて、自分を褒めていくことでセルフイメージもポジティブに変化していきます。
STEP4:理想の自分をイメージする
理想の自分をイメージします。
これは自分自身が目指すゴールです。
到底無理だと思うようなゴールだとしても、遠慮をする必要も諦める必要もありません。
自分がなりたいと思う自分自身の姿を素直にイメージしてください。
そして、理想の自分になるにはどうすればいいのか?何をすれば良いのか?を考えてみましょう。
ポジティブなセルフトークの例文
「不器用だからうまくできない…」
⇒ 「コツコツと積み上げていけばできるようになる!」
「緊張する…」
⇒ 「とにかく思い切り楽しんでいこう!」
「失敗したらどうしよう…」
⇒ 「失敗しても何か得られるものがある!」
「全然結果が出ない…」
⇒ 「凹んでいる暇があったら練習しよう!」
「不安だなぁ…」
⇒ 「できる限りのことはやってきた!」
「失敗してしまった…」
⇒ 「この教訓を生かして改善しよう!」
自分が描いた理想の姿に近付くために、自分の心に響く言葉をさがしてみましょう。
ときには言葉だけではなく姿勢や動きを変化させることも有効です。
心と体は繋がっています。
落ち込んで下を向いていたなら、胸を張って視線を上げてみるだけで気持ちがポジティブに変化していきます。
理想の自分をつくれるのは自分だけ
理想の自分をつくっていけるのは自分だけです。
ネガティブなセルフトークで自分の可能性を潰してしまうのは、とてももったいないことです。
ポジティブなセルフトークで理想の自分をつくっていきましょう。
そして、自分だけではなく自分の周りの仲間もポジティブな言葉で勇気づけてあげてください。
試合で負けているときにどんな言葉をかければ良いか
やる気や戦う気持ちをアップさせたいときにどんな言葉をかければ良いか
失敗したときに気持ちを切り替えるためにどんな言葉をかければ良いか
こんな風にその場面をイメージしてポジティブな声かけを考えてみてください。
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