こんにちは。桑名校コーチの下畝地です!
皆さんのお子さんはプレーについて「イメトレ」出来ていますか?
プロ選手でもイメトレを取り入れる
フィギュアスケートの羽生結弦選手は「頭の中でプレーのイメージを創りあげてから、その形を自分の体に合わせる」そうです。
他にもイチロー元選手や本田圭佑選手などイメトレを駆使しているとインタビューなどで答えています。
また面白い実験としては1995年にパスカル・リオーネ博士らが発表した「ピアノ」を使ったものがあります。(詳しくはこちらから)
今ではイメトレの効果は “科学的” に証明されています。これを使わない手はないでしょう。それにプレーが上手くいっている選手は自然とイメトレを行なっていると思います。
イメトレの本質とは?
脳は実際に行動して獲得した現実と鮮明にイメージしたものを区別するのが苦手だそうです。
つまりイメージをうまく使って「脳を騙す」ことで、実際に体を使った時に動きが習得しやすくなっていたり、脳が一度その体験を経験しているのでイメージした場面に実際になった時にすぐに反応できるなど…
皆さんもこういった経験が少なからずあるのではないでしょうか?
ちなみに僕も中学生の時は「こっちからボールが来たら、目の前の相手をトラップで外して、逆サイドにロングボールを蹴って展開できるなあ〜」って感じでめちゃくちゃイメトレしてましたね。
ボールタッチの向上だけが上手くなる要素ではない
ボールタッチがめちゃくちゃ上手い子がいる。けど、試合になった時には何も活躍できない。なぜなら試合のいつそのボールタッチを使えばいいかリンクしていないから。
もちろんそういった子には戦術を伝えることで改善していけるのですが、一番早いのはコートの状況を頭の中に再現してしまうことです。
つまりボールタッチが得意なら、ドリブルでどう相手を交わすのか、コートのどの場所でそのスキルを発揮するのかイメージすること。
お子さんが試合中に困っているなあ〜って感じた時にはぜひ「イメトレ」することを教えてあげてください!