こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
W杯終わっちゃいましたね。決勝戦、リアルタイムで見ていましたがとてもアツい試合でしたよね〜
最速で成長する環境ってなんだろう?
僕は奇を衒うことや邪道よりも「王道」がシンプルで一番好きです。こう言うと意外だと言われるのが大体なんですが…笑笑
もちろん桑名校のレッスンも自分の中で子供たちを最速で成長させるにはどうすればいいかを深く考えた上で中身を作っています。ここに一つの信念を持っているので、僕の人間的な性格やモチベーションに左右されることなくレッスン (仕事) を出来ていると思っています。
具体的に考えている環境というのは「楽しいと感じる空間」ここに尽きるのではと。ただ、楽しいの捉え方は深くて、そこには「体を動かすことが楽しい」「上手くなることが楽しい」「レベル高い環境で切磋琢磨するのが楽しい」など、色々な楽しいがあると思っています。
その楽しいを実現するために色々なクラスと提示していて、そこに合う子達が来てくれるといいなと思っています。一つ目の楽しいを知ったらそれよりも高次元の楽しさを提案する。その繰り返しではないでしょうか。
「オーシャンズが一番楽しい!」に危機感を感じる
100人の指導者がいたら100通りの考え方がある。本当にその通りだと思います。
けど、自分の考え方だけが “正義” だと思うことは違うと思います。スクールや少年団など、小さなコミュニティの中で指導者の哲学で無理に押し通す、あたかもこれだけが成功への道かのように。それに染められた保護者は子供たちにも厳しくアプローチして結果子供は疲弊する。
よくチームに入っている子達が「オーシャンズの時が一番楽しい」と言ってくれるんですが、僕は素直に喜ぶことはできません。チームは子供を楽しませることが出来ないで一体何をしているんだろうなと考えてしまいます。
もちろんチームが提示する楽しさと個人の思う楽しさが一致しない時はあるでしょう。だったら指導者は子供や保護者に教えてあげないと。俺のやり方はこれでいいんだで終わらせるのではなく、子供にとって最善の道を探すことが指導者でしょ?
努力は本人が大切なことに気づいた後で
努力が出来ることは素晴らしいですが、本人発信以外の努力は効果が薄く受け身の人間へとなってしまうのではないでしょうか。
楽しいを追い求めた上で子供自身が努力の決意を出来るまでに大人ができることは我慢だけで、努力を強いようとした時に子供の中での何かが壊れてしまうと思います。
まずはとことん楽しむこと。楽しむことも出来ていないのに努力もないし、自主練なんて発想もない。本気でその道を楽しみたくなったら本人が勝手に目標を作って努力するはずです。
皆さんが見なければいけないのは、”テクニック” ではなく “こころ” です。上手くなっていないことに焦るのではなく、子供のこころに最大限注視するべきです。大人が道を決めなくとも、子供の本心は常に決まっています。しっかり楽しませる、その上で子供の力を信じて見守ってあげませんか?