こんにちは!桑名校コーチの下畝地です!
指導者はただの人間
選手と指導者の構図だと何だか上下関係のようになるんですが、育成年代においてそんな構図は全くもって正しくありません。プロの世界とは別物ですからね〜
指導者はただの人間で何もすごくありません。自分の経験則ですが選手が指導者の才能を上回っている場合が時としてあります。それはプレーのスキルが上手いってことではなくて、フットボールの世界において選手の方が見えているものが多いということです。これは例えることがすごく難しいんですが、料理の世界だと何か食材を渡された時に1,2品しか料理を想像できない人と10品も20品も想像できるような人がいる感じですかね (笑) 超極端な話ですが。
人に物を伝える立場になると急にスペシャルな存在になった気がしますが、立場が急にスキルを向上させるなんてことありません。勉強しなければ指導のスキルはつかないし、知識を持って指導できないのであればそれは自己満足の世界です。
何が好きとか、何がやりたいとかそんなのは指導者の勝手です。ただ、指導者は子供達がいないと何もできないということをもっと知るべきです。そして子供に迎合するのではなく、もっと楽しい世界があるよってことを提案して導いていかないとですよね。
持っているのは答えではなく、考え方
数式に答えはありますが、育成には答えなしです。
みんな自分が正しいと思うことを言って、練習を考えて、週末は試合をしてって感じです。選手や保護者の方が指導者の言葉を聞いていて納得できるならいいですが、言っている意味も分からないのに競技のことをよく分からないからそれが正しいんだって思うことは危険です。
ただ、試合で急に怒るとかって行為には個人的になんだそれって感じです。しっかり練習の時にできるように伝えておけばええやんって思ってしまいます。それにそんなこと繰り返して指導者も子供も何が楽しいんですかね。
続けて数学の話ですが、グラフってありますよね。右上が第一象限で左下が第三象限とかって呼ばれるあれです。指導者は一つ大きなグラフという範囲の中で色々な個性を持った人が点として分布しているんだ、これくらいに皆さんには考えていただきたいです。とにかく正解なんてなくて、みんな自分の考え方を信じて振る舞っているだけです。あとは選手や保護者の皆さんが何をチョイスするのかということ次第です。
何に共感して、何を選ぶかは皆さん次第
僕は物事を自分の言葉で定義しないとモヤモヤしてしまう厄介な性分の人間だと思います (笑) 例えば思春期とか就活の時に感じる「自分って何なんだろう?」「なんで生きているんだろう?」とか「なぜ働くの?」とかってことに答えを出さないと嫌なんですね。
もちろん仕事やお金の定義についても考えるわけで、仕事とは「仲間と見る夢」、お金は「一気に仲間になれる道具」って現状定義しているんですね。ここを深く掘ると長くなってしまいそうなので、意味不明かもしれませんが定義への詳しい言及はここでは避けたいと思います笑
伝えたかったのは仲間は選べるということです。僕はフットサルのレッスンで子供達がぐんぐん成長して、それを選手が実感して、俺ってこんなこともできるんだって自分自身の可能性に気づく、そして大人になった時に何でも好きなことにチャレンジできるように人になってほしい、そんな壮大な夢を見てレッスンしています。僕はこの価値観を信じているし、もっと多くの人に知ってほしいから裏ではめちゃくちゃマーケティングもするし、いわゆるビジネス的なこともガンガンに行います。
最後にアピールとなりましたが、桑名校で大切にしているのは上のことです。こういう考え方に共感いただける保護者の方いましたらピッタリな環境がここにはあると思います。ぜひ一度、スクールの体験にお越しください。