こんにちは!桑名校コーチの下畝地です!
ことわざ「三つ子の魂百まで」について
サッカー/フットサルで成長したいなら早い時期から取り組む方がいいに決まっている。けど、やっている年数が全てではないことも、指導者をしていると同時に感じます。
そんなことを考えているときにふと飛び込んできたのが、「三つ子の魂百まで」ということわざ。もちろん言葉としては知っていますが、そういえばちゃんとした意味って何だっけと思い調べてみました。
皆さんご存知と思いますが、三つ子の魂百までとは【3歳頃までに人格や性格は形成され、100歳までそれは変わらない】こういう意味で使われることわざです。(参考記事はこちらから)
これを見て、僕の感想は「あぁ、そうだよな。」という感じでした。なぜ、そう思ったのか、詳しくは下をご覧ください。
遅いスタートでもグッと伸びる子はいる
サッカー/フットサルを年長さんでスタートする子たちと、小学3年生でスタートする子たちを比較した時、試合で活躍しているように見えるのはやはり年長さんからスタートした子達の方が多いと思います。
ただ、僕はスクール活動を通して3年生からフットサルを始めて1年後にはサッカーチームで大活躍していた子も知っているし、4年生からチームに入って中学はJリーグの下部組織に進んだ子も知っています。
上の場合は特に突出した例ですが、他にも遅いスタートでもグッと伸びる子達は絶対数います。その理由が「三つ子の魂百まで」に通ずるところがあると思うんです。
上の記事でも紹介されていますが、数値化しにくい人格や情緒面の “非認知能力” (「意欲」「協調性」「粘り強さ」「忍耐力」「計画性」) を小さいうちに伸ばすことこそが、将来お子さんの人間的成功に結びつくとされています。(成功という言葉は個人的には好きではありませんが笑)
遅いスタートでもグッと伸びる彼ら、僕はサッカー/フットサルの才能があったからということだけで括りたくありません。彼らの取り組み方を見ていると総じてみんな “人間性も素晴らしい” と言えます。まだ姿は子供ですが、彼らが見てきたもの、経験してきたことの多さというのは大人以上のものがあるのでは?と感じさせる子もいるくらいです。
見えない部分にこそアプローチしたい
“幼児クラス” 主に年中さん、年長さんが在籍のクラスで一般的にはレッスンというよりも時間を使って全力で遊ぶという内容になると思います。
もちろん桑名校でも例に漏れず全力でみんな走り回っていますが、一つ絶対に譲れないポイントがあります。それは「フィードバックの声掛け」です。
単に子供たちが全力を尽くして終わりではなく、子供たちがチャレンジしたことにこちらが “いちいち” 反応して (笑)、その行動を盛大に褒めることが重要だと考えています。そんな声掛けで絶対に子供達のチャレンジ精神や意欲、主体性が育めると信じているからです。たとえ、週に1回、50分だけのレッスンでも。ただテクニックを伝える大人ではなく、僕は見えない部分を育める指導者でいたいんです。
桑名校のレッスンだけで全てが変わるなんて到底思っていません。もちろん親御様のご家庭での方針が子供達にとって最も影響力を持っています。だから、僕は子供達にとっての3人目の大人でいたい。フットサル指導者を通して、子供達の大事な部分を育める仕事ができる人でいたいなって思います。