こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
雨垂れ石を穿つ
雨垂れ石を穿つとは「どんなに小さな力でも、根気よく続けていれば、いつか大きな成果が得られる」という意味の言葉。
スポーツなんかにはぴったりな言葉ですよね。
最近よく思うのは「継続」について。ずっと続くこと、ずっと続けることができるって素晴らしいことですよね。継続ある努力には時間はかかるかもしれないけれど、必ず才能を凌駕できる日が来ると思います。
他人が強制した努力や自主練習に魅力は感じないけれど、本人が進んで行う努力や夢中な姿を見つけた時こそ、大人がしっかりと守ってあげる必要性を感じます。
桑名校verの上達方法とは。
サッカー/フットサルという競技のスキルを向上させることが当スクールの主な仕事になるわけですが、それを達成するための方法についてお話しさせてください。
個人的には “気持ちの振れ幅” がそのまま “上達スピード” に比例すると考えています。カジュアルな表現だと、気持ちがノっている方が上手くなるのも早いでしょ?という感じでしょうか。ボールを触る時間も大切なんですが、それを前提とした上でレッスン全体の空気感を大切にしています。
あとは勇気。練習はやったことないことを、やれるようにするもの。時には難しそうかなということで、勇気が出せない時もあるでしょう。
そんな時はすかさず自分から「あれ、やらへんの?」って感じでユーモア交えた煽り言葉が飛び出すことが多い気がします (笑) 勇気を出せるか否かって、コミュニケーションで解決できる問題だと思うんですよね。この人だったらフォローしてもらえるという安心感があれば、みんな勇気を出せるようになると信じています。
毎日、練習会場連れて行っていませんか?
お子さんを毎日のようにスクールやチームの練習場所などに連れて行ってはいませんか?それはおそらく “やりすぎ” だと思います。怪我のリスクも高くなるし、仮に保護者の方の熱量が高すぎる場合はお子さんの競技に対する気持ちがすり減ってしまいます。
プロとして活躍するってどういうことでしょうか?それはプロであることに満足せずに、その後もずっと高みを目指して努力し続けるということ。自らを律して行動できる心の強さが必要です。
ご理解いただけますでしょうか。努力は “主体的” なものでないと意味がないんですよ。もしも何かを獲得させたい、気づいて欲しいなら、その子自身で掴み取れるように仕込まなければいけません。
もっと長い目で物事を見ませんか?詰め込みすぎるでもなく、ゆとりすぎるでもなく、お子さんが真っ直ぐ強く立てるように応援する。それくらいのスタンスがいいと思います。もっと力抜いて、お子さんの成長を親である皆さんが楽しい気持ちで見守ってほしいです。