こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
笑顔でドリブルから分かること
先日のレッスン中、自分がGK役に入って、みんながドリブルしながら2つのゴールどちらかにシュートを決めるという練習をしていました。
そこでは必然的にGKである自分との駆け引きが発生するわけなんですが、笑顔でドリブルしながらシュートを楽しんでいた子がすごく印象に残っています。いい取り組み方をしているなと思いました。
これすごく難しいのですが、笑顔はただ笑っているという感じではなく、「夢中」に近い表情だったんですよね。ワクワク感を隠しきれない表情だった、そんな風にも言い換えることができる感じでした。
表情から読み取れること。それは子供達の「リラックス度」です。萎縮していては良いプレーは生まれません。それに本物の成長もないと思います。リラックスして、全力で挑める環境だからこそ子供らしく伸びると思いませんか?
性格は全て持っている
「オーシャンズでやってる時は楽しそう」この言葉をいただくことがかなりあります。
個人的には楽しくないと何も始まらないと思っているので、レッスン中にそうやって見ていただけていることは良かったかなと感じます。
ただ、「楽しませる」というのは一種のスキルだということは声を大にして言いたいです。勝手に進んで勉強をする子、勝手に練習する子、勝手に勝ちたいと思える子。指導者はこういう子達を見つけて、よく讃えるわけなんですが、進んで何かに取り組んでいない子を本気にさせることこそ、指導者の役割ではないでしょうか?
教える側に立っている以上、上手く楽しめていない、伸びない、勝てないという理由の一部分を作っているのも指導者自身なんです。子供たちは自ら進んで取り組める土壌や性格を本来持っています。そのスタート地点に立たせるだけの努力を指導者がしているのか、省みる点は絶対にこちら側にあると思います。
おそらく評価ポイントが違う
上でも少し触れましたが、たぶん僕たちの子供を見る目や評価のポイントは一般的ではないと思います。
スキルの良し悪しはもちろん見ますが、それよりも心の状態を見つめています。試合に出れていれば何でもいい、そんな考え方ではありません。レッスン中の出来事は全て「教育」に繋がっていないとダメだと思います。
なぜ、出来ることや目に見えることばかりを見るのでしょうか?預かっている子達のことを真剣に考えた時、スタンスは “応援” に近いものになると思います。できないをできるに変えて、自信を育ませる。その過程で指導者ができることは何でもするんですよ。
桑名校ではサッカーチームには入っておらず、スクールに週1回通ってくれている子がほとんどの「通常クラス」のレッスン中の盛り上がりこそ、真骨頂です。プレーのレベルによらず、誰でも楽しめて、その中に成長が感じられる雰囲気があります。今、サッカーやフットサル、何か習い事で悩んでいる場合は一度オーシャンズの空気感を感じてほしいと心から思います。