皆さんこんにちは!三重県桑名校担当の下畝地コーチです!
子供は良くも悪くも周りの大人に影響を受ける
子供は絶対に周りの大人の姿勢や振る舞いを見て “真似” していると思います。
善悪やマナー、一般の常識など、まだ客観的に物事を判断できない頃に頼りになるのが、一番近くだと親の存在ですよね。
良いことも、きっと良くないと思われるようなことも、子供たちは吸収しているんです。
子は親の鏡であり、選手は指導者の鏡。子供達の行動に疑問を感じる時、まず振り返るべきは私たちなのかもしれませんよ。
審判に抗議するって普通なんですか?
先日、お子さんが少年団で活動している保護者様と話をしていたのですが、そこで「まだ中学年くらいの小学生の子達が試合中に審判に対してファールやスローインのジャッチについて抗議していたんだけど、これって普通なんですか?」って聞かれました。
個人的な感想としては現場を見てはいませんが、普通のことではないなと思いました。
指導者がきちんと振る舞い方を伝えきれていないか、もしくは保護者の方の声が子供たちに悪い意味で伝染して言い方が似ているんだろうなと思いました。
冷静に考えて試合中に審判に意見したところで、何も変わらないですよ。むしろ心理的には意見されたら好意的な目では見れなくなると思います。たとえ思うことがあっても、試合終わりに大人が少し話し合えば済むことだと思いませんか?
物事は周りの一緒に作り上げるもの
サッカーの試合が成り立つことは普通ではないし、そもそもチームメイトが集まっていることだってすごいことです。
物事は1人では成り立ちません。お子さんは周りに対してしっかりリスペクトの気持ちを育めているでしょうか?
審判の方だって同じですよ。仕事でもなく、子供達のことを思ってコートの中に立ってくれている方にリスペクトの気持ちや一緒に作り上げる気持ちを持てないなら選手をやるべきではないと思いますね〜。保護者の方が不満を言っているなら尚更です。まずは相手を理解することから始めないといけないと思います。
皆さんはスポーツを通してお子さんに何を学んでほしいですか?どう成長してほしいですか?少年サッカー・フットサルの世界に熱が入りすぎて視野が狭くなっている方は一度考え直すべきだと思います。