こんにちは!愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールの長久手校です。
多くの親御さんからよく「フットサルをすると、どんなことが身につくのか?」「フットサルがサッカーにどう活かされるのか?」という質問をいただくことがあります。
「サッカーだけやっていた方が上達するのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、さまざまなメリットがあり、小学生こそフットサルをプレーするべきだとわたしたちは考えています。
この記事では、サッカーとフットサルの違いや、フットサルに取り組むメリット、フットサルでどんな力が身につくのか、などについてお伝えしていきます。
【小学生】サッカーとフットサルの違い
まずは、少年サッカーとフットサルの違いについて押さえておきましょう。プレー人数やコートの大きさなど、さまざまな点が異なります。
プレー人数
少年サッカーは8人でプレーするのに対し、フットサルは5人と少し少ない人数でプレーします。その分、一人ひとりにボールが回ってくる機会は多いといえます。
また、交代に関しては、サッカーは審判の承諾を得て3人までと定められていますが、フットサルは交代要員7人までを自由に入れ替えることができます。何度でもピッチに戻ることができる、自由度の高さが特徴です。
コート・ゴールの大きさ
少年サッカーは68m×50mのサイズのコートでプレーしますが、フットサルは20m×40mと約半分くらいの大きさになります。
コートのサイズが異なるため、ゴールの大きさも変わります。少年サッカーのゴールは5m×2.15mですが、フットサルは2m×3mとかなり小さめです。
ボール
使用するボールは、小学生サッカーの場合は4号球ですが、フットサルの場合は負担にならないように、フットサル専用3号球を使います。はずみにくく、軽くて小さめのボールです。
ルールや戦術など
ボールが外へ出てしまった時は、サッカーの場合は「スローイング」でボールを投げますが、フットサルは「キックイン」でプレーを再開するという違いがあります。
また、オフサイドはありません。基本的にはどこでプレーしていてもOKです。
サッカーはコートが広いので、ディフェンスやフォワードなど、それぞれの選手の役割分担が決められています。それに対してフットサルは、コートが狭くプレー人数も少ないため、全員で攻撃し、全員で守るといったプレースタイルになります。
小学生がフットサルに取り組むメリット
サッカーとフットサルに色々な違いがあることをご紹介しましたが、この違いがあるからこそ、小学生時代にフットサルをプレーするメリットがたくさんあります。
それぞれのメリットを詳しく解説していきます。
<メリット①> テクニックが身につく
コートが小さく、プレー人数が少ないことにより、「フットサルはサッカーと比べてボールに関わる機会が6倍以上」と言われています。
つまりサッカーの試合で10回ボールに触ることがあるとしたら、フットサルではその6倍の60回もボールに触れるということです。この差は非常に大きいです。
特に小学生の選手にとっては、将来を左右する決定的な要因と言えるのではないでしょうか。
また、名古屋オーシャンズのフットサルスクールでは、生徒にわかりやすい指導に定評があります。
なぜなら同じ技術でも”教え方”によって習得にかかる時間が大きく変わることを理解しているからです。
1つ1つのプレーに細部までこだわり、いかに効率良く指導できるかについて、名古屋オーシャンズトップチームのコーチからの指導研修、外部コーチも交えた指導実践で日頃から指導法の勉強をしております。
<メリット②> 1対1に強い選手が育つ
サッカーやフットサルのプレーは1対1の連続です。
フットサルはサッカーに比べ、より1対1の強さが求められます(フットサルがフィジカルコンタクトの少ない競技だという認識は間違いです)。
ゴールとゴールとの距離が短いため、1人が抜かれると即ピンチにつながり、反対に攻撃では1対1に勝つことができればすぐにゴールチャンスに繋がります。
フットサルはその競技特性により1対1の強さが特に求められる競技であり、だからこそ”1対1に強い選手”が育ちやすいのです。
<メリット③> 攻守の切り替えが早い選手になる
フットサルはゴールとゴールの距離が近く、人数も少ないため攻守の切り替えが早くできなければ戦えません。
攻撃から守備の切り替えが一歩遅れただけで、簡単に失点してしまいます。
また、サッカーに比べて人数が少ないため、選手1人1人が責任を持って攻守に貢献しないと勝つことはできません。
サボることなど許されない環境で練習すれば、自然に攻守の切り替えは早くなります。
<メリット④> 楽しくプレーできる
何より、フットサルに取り組む1番のメリットは、ボールに触る機会が多く、ゴール前の局面も多いことから、プレーしている選手にとって非常に”楽しい”ということ。
”好きこそものの上手なれ”という言葉の通り、小学生の選手たちにとって、サッカー・フットサルの楽しさを知ることが、最も大切なことではないでしょうか。
フットサルで身につくさまざまな力
フットサルのプレーでは、どんなことが身につくのか。まとめると、大きく2つの力を習得し、磨くことができます。
適切な判断力が身につく
フットサルはサッカーと比べて、コートが小さいためディフェンスからのプレッシャーを受けやすいスポーツです。その中でプレーするためには瞬時の”判断力”が欠かせません。
小学生時代からフットサルに取り組むことで、スペースと時間に限りがある中で、どのようにプレーするべきかを学ぶことができます。
決定力が身につく
フットサルはゴール前の攻防の応酬です。サッカーと比較にならない程、シュートを打つチャンスが多くあります。
しかし、ゴールが小さいためやみくもにシュートを打っても、まず入りません。
その中でスキを狙ったり、ゴールキーパーやディフェンスと駆け引きをすることを学び、”決定力”を身につけることができます。
小学生時代は8人制のサッカーより、5人制のフットサルのほうが、より多くのことをスピーディーかつ効率的に学ぶことができると言えるでしょう。
スクールに通う小学生のフットサルプレー
こちらは、名古屋オーシャンズフットサルスクールに通う小学生たちがフットサルをプレーする様子。ちょうどこちらに通って半年ほど経った時期のものです。
通常この世代の子どもたちが試合をすると、ボールだけを見てしまい”団子サッカー”になることが多くありますが、彼らがそうなることはありません。
コート内の空間を活かし、状況を把握し、そこで最適なプレーを判断し実行する力が身についているからです。
これは、サッカーやその他のスポーツにも役立つ技術です。
フットサルが子供の育成に向いている理由
サッカーとフットサルは競技が異なり、コートの広さやポジションによって役割は変わりますが、チームとしてプレーするために大切なことは同じです。
もちろんボールの違いやロングキックの有無などサッカーに移行する上でデメリットになりうる要素もありますが、
「小学生のうちからロングキックに重きを置いて成長して欲しいか」
「テクニックや判断力を磨くことを優先して欲しいか」
を考えていただいて、ご判断頂きたいと思います。
もしテクニックがあって判断力に優れた選手を目指すなら(目指して欲しいなら)、育成年代にフットサルに取り組むことを、強くおすすめしたいと思います。
小学生のフットサル指導に特化した名古屋オーシャンズフットサルスクール
名古屋オーシャンズフットサルスクールでは、年中さんから小学6年生までの子どもたちを対象としたフットサルスクールを行っています。
子どもたちの可能性を最大限にする、「個」を伸ばすスクールをコンセプトに、独自の育成プログラムや指導方針を考えています。
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