こんにちは、四日市校担当の廣瀬です。
四日市校の対象学年の生徒にはお手紙にてお知らせしておりますが
年明け1月から四日市校では「準強化クラス」と「戦術集中クラス」という
2つのクラスを新設します。
今回は、私が主に担当します「戦術集中クラス」についてご紹介いたします。
普段、四日市校ではフットサル、サッカーに共通するフットボールの
原理・原則に沿って、ジュニア年代で身につけておくべき技術・個人戦術
グループ戦術をテーマに扱うことが多いです。
「戦術集中クラス」では、フットサルの代表的な動きを取り上げながら
最大5人までのグループ戦術を毎回のテーマにします。
フットサル指導の悪評として、戦術の名前先行、動きの形先行の指導の
ことをよく耳にします。味方の状況、相手の状況、自陣なのか敵陣なのかetc
判断すべき状況を考慮せずに形だけ行ってもうまく行かないのは当然です。
しかし、フットサルの戦術は時間的にも、スペース的にも余裕が少ない状況下で
優位に立つためのものが多く、きちんと整理して学べば、フットボールの
見方が変わります。
「戦術集中クラス」では、形から入りますが、その戦術の使いどころから
説明し、なぜ有効なのか、その戦術に必要な判断、技術を総合してトレーニング
します。
また、「戦術集中クラス」は対象は4年生から6年生ですが、受講のための
基準は設けません。やる気があれば誰でもOKです。
私は、現在、オーシャンズスクールの選抜チームのコーチをさせていただいたり
過去には大人の指導もしてきましたが、フットサルの戦術理解力は足元のテクニック
と同等かそれ以上に重要な要素だと感じています。したがって、現時点で足元の
テクニックが未熟だとして、それだけをトレーニングすれば良い選手に
なれるわけではありません。戦術も並行して学ぶことにより、テクニックの
使いどころも学べます。足元の技術が追いつくのを待って戦術を学び出すのは
時間がもったいないと思います。
戦術で縛るつもりはありませんが、戦術というベースを持ってプレー
していけば、何も考えずプレーするより壁にぶつかる回数も増えるかもしれません。
ですが、その楽しさを知れば、プレーをしても観戦しても、一生フットボールを
楽しめます。
私が小さい頃はフットサルがありませんでした。私が大人になってから見えた事を、
一人でも多くの子ども達に見せてあげたい。
そんな気持ちで開講します。よろしくお願いします。
戦術集中クラス
1月開講
毎週木曜日 17:30〜18:50