こんにちは。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
桑名校コーチの下畝地です。
▶︎ 「凄いですね」の声が多い幼児クラス
僕は幼児クラスにこそコーチが大切にしているものが見えると思っています。
何故か。
それは基本的に幼児クラスの子達は他のサッカースクールに通っていることが少ないため、担当しているコーチの色がそのまま出るからです。
特に土曜午後の幼児クラスでは今年度の4月から在籍している子がほとんどで現在に至ります。
レッスンも活気でいっぱい、またみんなの体の動きっぷりが本当に凄まじく体験で来ていただいた保護者の方にも「凄いですね。みんな運動神経が良いですね」というお声をいただくことが多いです。
確かに僕も幼児クラスの子達は凄いと思っていますが、それはただ運動神経が良い子たちが集まったのではなく毎週のレッスンの中でそうなっていきました。
そしてなぜそうなっていくのかを少しお話ししたいと思います。
▶︎ できるようになることの喜びを伝えているから
ママさんバレーと同じです。
最初はみんなで集まってただやっていただけなのに、できることが増えると勝ちたくなる。
勝ちたくなると上手くなりたいと思うようになる。
そして練習に打ち込む。
僕の指導の考え方はこの理論と全く同じです。
ただ、対象が子供なので一つ一つに対して認めてあげたり、しっかりと褒めてあげることが重要なだけです。
初めはできないこと。
それをいかにしてやらせるのか。
できるようになる喜びを伝えられるのか。
そこにコーチの力量が出ます。
マニュアルなんて何もありません。
自分の頭で考えて目の前の子達をいかにして伸ばすのかに全力を注いでいます。
▶︎ 大人が限界を決めないこと
まだ年長さんだからこれぐらいでいいか。
確かに詰め込みすぎは良くありません。
子供は何も言わないと思いますが、何もしない「空っぽの時間」は必ず必要です。
ただ、桑名校の子達のレッスン中の顔を見ていただくと分かると思います。
本当笑顔いっぱいで輝いています。
やらされているのではなく、「自ら楽しんでいる」という表現がぴったりです。
夢中になった子の成長スピードは凄まじいです。
そして夢中になれる環境を作り続けることが指導者の仕事です。
指導者や周りの大人が現状で満足するという状況だけは避けてあげたいですね。
来年度の桑名校はスクール全体でも初の試みとなる幼児クラスを「幼児入門クラス」と「幼児経験者クラス」の2つに分けます。