こんにちは！愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールの豊田校です。
サッカー・フットサルの試合で活躍するために重要なスキルの一つがドリブルです。
ドリブルが上達するためには、足の色々な部位でボールを扱えるようになることが重要です。
さらに、ドリブル中にディフェンダーに簡単にボールを奪われないよう、フェイントの技術も向上させる必要があります。
ドリブルやフェイントのベースとなるスキルが、足裏やつま先を使いボールを自在に操る「ボールタッチ」です。
試合中にボールを持って動くためには、どんな角度でどのぐらいの強さでボールタッチすればいいか、感覚的に身につけておくことが重要。
しかし、サッカー・フットサル初心者は、足でボールを扱うことに慣れておらず、なかなか上達できないことも多くあります。
この記事では、ドリブルや方向転換のベースとなる「ボールタッチ」のスキルを身につけるために、ボールタッチの基礎やメリットとデメリット、ボールタッチの種類や練習する際に気をつける際のポイントを解説。
「ボールタッチがなかなか上手くならない」と悩む方のために、モチベーションをアップさせる練習方法もご紹介します。
ボールタッチとは？
「ボールタッチ」は、「ボールマスタリー」とも言い、サッカー・フットサルの基本となる練習方法で、足の裏やつま先などを使い色々なボールの動かし方をすることです。
サッカー・フットサルを始めたばかりの時は、まずボールを足で触ることに慣れるのが第一歩。
プロでもウォーミングアップなどで行うことがありますが、少年サッカーや少年フットサルでは特に重要な練習です。
日常生活の中で、ボールを足で扱うことはほぼありませんが、だからこそボールに足で触れる機会を意識的に増やすことで、初心者でも短期間で上達できるようになります。
ボールタッチのメリットとデメリット
サッカー・フットサルの基本中の基本とも言えるボールタッチ。そのメリットとデメリットも押さえておきましょう。
ボールタッチのメリット
ボールタッチのメリットは、練習すればイメージ通りにボールを扱えるようになること。ドリブル力が向上し、フェイントも上達します。
また、ボールタッチの練習は反復練習が多いので、リズム感やバランス能力、反応能力も身につきます。
やり方さえ覚えておけば、狭いスペースや屋内で自主練習ができることも大きなメリットです。
ボールタッチのデメリット
ボールタッチのデメリットは、同じ動きの繰り返しなので飽きやすいこと。特に小学校低学年だとすぐに飽きてしまうので、モチベーションを上げる工夫が必要です。
また、ボールタッチばかりやっていると、試合中に止まってボールを不必要に長く持ってしまうようになります。
あくまでも基礎練習として行い、動きのある練習と組み合わせることも重要です。
ボールタッチの種類
ボールタッチには多くの種類があり、主なものは下記のボールタッチです。
まずは比較的簡単なものからスタートし、上達の程度に合わせて難しいものに挑戦していきましょう。
ソウルタップ
足の裏でリズムよくボールにタッチします。基礎中の基礎とも言えるボールタッチです。
インサイドタップ
足のインサイドを使って、ボールにタッチします。足は横に振らず、下ろすついでに軽く触れるようなイメージです。
ロール
足首の各部位にボールを付けて転がすボールタッチです。
インサイドと足裏を使って左右に転がすインロールインサイド、インロールアウトサイドなどがあります。
《インロールインサイド》
《インロールアウトサイド》
プルプッシュ
足指や土踏まずを使い、ボールを引いて押し出す動作を繰り返すボールタッチです。
プルプッシュ（インステップ）、プルプッシュ（インサイド）、プルプッシュ（アウトサイド）などがあります。
《プルプッシュ（インステップ）》
《プルプッシュ（インサイド）》
《プルプッシュ（アウトサイド）》
ジンガ
いくつかのボールタッチを組み合わせた応用編ボールタッチ。ボールを足にまとわりつかせながらキープします。
ボールタッチの基礎
ボールタッチを練習する時に気をつけたいのが基礎となる姿勢です。体の動きを最大限に発揮するためにも、姿勢を保持することが重要。ベースとなる体勢を身につけることで、上半身や足元が安定します。
正しい姿勢のポイントは、顔をあげて背筋をまっすぐ保つこと。足元に意識が集中してしまうと、腰が曲がってしまい、体のバランスが悪くなることがあります。
ドリブルやパスをする時は、ボールだけを見ず、周囲の状況も確認しないとよいプレーにつなげられません。自宅で鏡を見ながら姿勢をチェックするのも効果的な方法です。
もう一つ大切なのは、リズム感。体全体で跳ね上がるように、リズムよくボールタッチを行うようにします。
テンポのよいリズミカルなボールタッチは、ドリブルの技術向上にもつながります。
初心者がボールタッチをするときに気を付けること
サッカー・フットサル初心者がボールタッチをする時は、まずはゆっくりと丁寧に、慣れてきたら徐々にスピードを速くしていきましょう。
ボールタッチをする時に気をつけることは以下の3つです。
1.ボールに体重をかけすぎない
タッチする足は、ボールに体重をかけすぎないようにします。体重をかけすぎると、ボールに乗って転んだり、コントロールが上手くできなかったりすることがあります。
ボールと足がしっかり触れるようにしつつ、軽く柔らかいボールタッチを心がけましょう。
2.目線は落とさず姿勢を正しく
ついボールに目線が行ってしまい、頭が下がってしまいがちですが、この姿勢では疲れやすく、あまり長く練習を続けられません。
次の動作も遅れてしまうため、姿勢はまっすぐに保ち、顔を上げてアゴをひくようにします。
3.体全体をリズミカルに動かす
立ち止まった状態から足だけでボールタッチをするのではなく、全身を弾むように動かして、リズミカルにステップを踏みながら行いましょう。
両足は地面にベタッとつけてしまうのではなく、かかとを上げて、足の色々な部位でボールに触れることも意識します。
動画で合否判定し、みるみる上達！「ボールタッチ検定」
名古屋オーシャンズフットサルスクールでは、ボールタッチの上達のため「ボールタッチ検定」を行っています。
検定は、見本動画を参考にして挑戦動画を撮影し、LINE@アカウントにて動画を送信してもらう方法。
1人一種類ずつ合否判定を行い、同LINEにて合否のお知らせをします。
＜共通検定基準＞
・正確にボールタッチができているか
・リズムよく、一連の流れをスムーズにできているか
・ルックダウン（目線が下がる）し過ぎていないか
合格するまで何度でも挑戦可能！合格したら次のボールタッチにチャレンジします。
反復練習のため、飽きてしまうことが多いボールタッチですが「ボールタッチ検定」を続けることでモチベーションがアップし、また次の技に挑戦してみたいという気持ちにつながります。
ボールタッチが簡単に感じられるようになったら、スピードを上げる、足元をできるだけ見ないで行うなどで、さらにレベルアップできます。
現在、60種類のボールタッチ動画を公開していますので、ぜひオールクリアを目指してみてください！
ボールタッチ検定について詳しくはこちら
→【ボールタッチ検定】見本動画集
思い通りにボールを操る感覚を身につけよう
ボールタッチはサッカー・フットサルが上手くなるために避けて通れないもの。ボールタッチが上達すると、ボールが足に吸い付くような感覚を身につけることができます。
得意なボールタッチは、より集中的に練習すれば、実践向けのプレーに磨き上げることができますし、苦手なボールタッチも、何度も繰り返すことで必ず上達します。
ボールタッチの練習を通して、ボールを思い通りに操作できるようになり、試合で活躍できるプレイヤーを目指しましょう。
ボールタッチを自主的に出来るようになれば、ぐんぐんサッカー・フットサルが上手くなること間違いなしです！
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また、上記で紹介したボールタッチ検定のように、モチベーションを維持しながらボールタッチを上達させる練習方法も様々企画しています。
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