こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
怪我しててもプレーしたい。それって本当の気持ちですか?
怪我をした。それでもプレーしたいのは本当に選手の気持ち?
選手が怪我をした場合、特に強豪と言われるチームにいる場合にはなかなか休みにくいのが現状ではないでしょうか。
痛いけど、周りの空気を読んでやらざるを得ない。悪化する恐れもあるのに。
さらに選手のお父さんやお母さん。大事な試合はどうしてもプレーさせたい。大きな大会でプレーしていないと経験に大きな差が出てしまうのでないか。こういう心配もあることと思います。
もちろん成長するために様々な経験は必要です。けど、体を壊してまですることではありませんよね。
休めばデカくなる。またやりたくなる。
思い切って休むと体が大きくなるってことが多々あります。2,3年前のコロナで学校登校がなくなった時、チームの練習もなくなりましたよね?
その頃にみんな休むことでグッと身長が高くなる子が非常に多かったです。
常に運動をし続けることがいいことではなく、しっかりと休息をとってメリハリをつけることが大切なんだと学ぶことができました。
イタリアやスペインの子供たちは基本的に8月がオフということで一切サッカーをしないそうですね。実際にスペインにいる僕の指導者友達も現在シーズンオフで帰国中です。日本はそういうことに対する考え方も今後バージョンアップしないとですね。
サッカーと上手く付き合うことが大事。
本当にサッカー/フットサル好きならしっかり休んでからでも全然取り戻せるし、みんなに追いつけます。
プレーしていく上でやっぱり大切なのは「好き」という原動力だと思います。お父さんお母さんにやらされているようではいつか限界が来ますね。
怪我したり、ちょっと気分が乗らないときには休ませてあげてください。子供たちにも空っぽの時間が必要です。その時間が好きなものへの気持ちを駆り立たせます。
親御様は子供のサッカー命ではなく、人生をもっと上手く考えていい付き合いかたをお子さんに教えてあげてください。