こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
コーチが評価する選手とは?
コーチはどんな選手を評価する?
超抽象的な言い方ですみません。一言で気になる選手を伝えると「キラキラした選手」ですね (笑)
ドリブルしている時にどこか笑っているように見える選手、相手の裏を取ろうと何か企んでいる表情をしている選手、あとは大声で常に味方を鼓舞している選手とか…
コートで何かを表現しようとしている子にやはり目は留まります。
トレセンなどでも選考側の人間は初めなんとなくの印象で決めていることでしょう。いきなり選手の「体の向き」とか「1stタッチ」にフォーカスして見ることなんてないと思います。
“やっているか” “やらされているか” は分かる
お子さんが選考会など、勝ち抜きたい状況になった時。
上の例で言うとやはりきらきらしている子に目は留まります。それまでどれだけ主体的にプレーしてきたかが問われることになるので急に何かを変えることは無理です。
最後はお父さんお母さんに練習をやらされてきた子ではなく、自分で公園に行ってボールを蹴るような子が勝つんです。
僕らは選手の目を見れば色々な情報を掴めます。主体的か受け身かということはすぐに分かります。家で選手のプレーについて意見するほどプレーに輝きが失われます。声をかけるならポジティブな言葉にしてあげてください。
自分で楽しめる選手を育てたい
僕はレッスンをする時にあえて「余白」を作るように心がけています。大人が口を出せばすぐに解決できそうなところをあえて口出ししません。
そしてこの「余白」こそが主体的な選手を育てるためのポイントだと考えています。やることが次から次へと決まっていて何をやりたいか考える暇もない。夜になると疲れて寝てしまう。最近の子達は大変すぎます。
何をしたいか考える空っぽの時間がないと自分の頭を使う時間も限られます。僕は窮屈な表情でプレーする子ではなく、きらきらした表情でプレーする子を育てたい。
これからも主体性高く強い選手の育成を目指します。