こんにちは!桑名校コーチの下畝地です!
サッカーくじやったことありますか?
皆さんはサッカーくじご存じでしょうか?toto とか BIG、最近だと WINNER って呼ばれているやつですね。
サッカー三笘選手の所属しているチームのオーナーがプロのポーカープレイヤーであり、その経験を活かしてデータを駆使したスポーツベッティングで会社を興しているということを知って自分は興味を持ちました。
日本だと「賭け」という言葉を使えないためか、「くじ」というやんわりした感じの打ち出し方ですが、予想にお金をかけて楽しむという仕組みは、ほとんどそれですよね (笑)
海外、特にヨーロッパではこうした文化がすごく盛んみたいで、1ヶ月に2,000円ほどの予算で好きなチームに応援の気持ちで賭けたりするみたいです。調べたところヨーロッパの感覚は「半分は子供達のため、半分は自分の夢」なんて書かれた記事もありました。(※スポーツベッティングの収益の一部はスポーツ振興のために使われています)
なぜ、ハマりそうなのかを考える
そして先日、自分も一口200円でサッカーくじにチャレンジしてみました。3-0でホームチームの勝利を予想したんですが、結果は2-0で試合は終了。惜しくも外れてしまいました (笑)
結果はどうでもいいんですが、自分は実際にやってみてすごく面白いなと思いました。
なんでかな〜と考えてみると、それは賭け事で想像しやすい「予想が当てればお金が増える喜び」というよりも、自分の見ているフットボールの考え方が結果を予想して、実際にリスクを取って (身銭を切る行為) 、リアルな試合で答え合わせして、結果が分かることで自分の能力が認められた感じがするからなのかなって思いました。
自分は中学生ぐらいの時から周りの友達とサッカーのことばかり話してきました。自分はあの選手についてこう思う、今度の試合はこうなるでしょ〜みたいな感じで。そんな気持ちをくすぐってくれるサッカーくじ、これからも遊びの範囲内で楽しめればいいかな〜って思っています。
能力が肯定される嬉しさ、喜びについて
何かにハマったプロセスを分解してみると、そこに物事を好きになれるヒント (再現性がある) があると思っています。
自分は指導者として子供達にフットサルを伝えるわけなんですが、フットサルの持つ力を信じているけど、絶対的には信じていないんですね。子供たちにいつオーシャンズのフットサルを好きにさせたいのか、このポイントをレッスン中に散りばめて実は取り組んでいます。
具体的にはただフットサルをしているというわけではなく、たまにはユーモアを交えて子供たちと会話してみたり、時には大袈裟なくらいにオーバーなリアクションをしてみたりなど…とにかく何かにハマるプロセスって実はコンテンツ自体が持つ力ではなく、その周りのことにあったりするのではと思うわけです。
今回のサッカーくじだと、自分は予想を通して自分のサッカー観を肯定してもらえるようなことにハマるということです。これはすぐにレッスンでも応用可能ですよね。すでにやっていますが、子供達が頑張ったことに対して指導者がきちんと反応して、声をかけてあげる。これだけでも能力が肯定される嬉しさや、喜びを子供達を感じ取る効果があると思います。
もちろん人間の仕事なので、そこに100%はありません。けど、桑名校では取り組む子の全員にフットサルを好きになってほしいし、フットサルを通して大きく成長したほしいと思っています。だからこそ、日々指導のスキルを高めたいと思うし、身の回りで起きたことも指導に昇華させたいって思ってします性なんですね〜 (笑) 偶然ではなく、必然の指導を育成を目指します。